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http://ssa.sysu.edu.cn/article/2690

彼の国で感じるヴァーチャル経験

昨夜、深圳についた。招待してくれたワークショップに参加するためだ。空港まで迎えに来てくれるフルアテンドである。公明な学者にも紹介してくれた。インターネットも繋がる。しかし、友人にアドバイスされたように、グーグルやフェイスブックがブロックさ…

Social Development of the bio-diversity

Social Development of the bio-diversity, Social Development of Diversities of the concepts on Bio-Diversity... etc

オープンソースの理念

自由な再頒布ができること ソースコードを入手できること 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない 個人やグループを差別しないこと 適用領域に基づいた差別をしない…

翁長知事の平和宣言(全文)

■翁長知事の平和宣言(全文) 沖縄を襲った史上まれにみる熾烈(しれつ)な戦火は、島々の穏やかで緑豊かな風景を一変させ、貴重な文化遺産のほとんどを破壊し、20数万人余りの尊い命を奪い去りました。/私たち県民が身をもって体験した想像を絶する戦争…

I Shall Be Released

I Shall Be Released Bob Dylan, The Band - They say ev’rything can be replaced Yet ev’ry distance is not near So I remember ev’ry face Of ev’ry man who put me here I see my light come shining From the west unto the east Any day now, any day…

墨塗り教科書の神話学

《墨塗り教科書の神話学》 ウィキペディアやYahoo!知恵袋などのネトウヨが盛り上がるページには、日本の敗戦後の軍国主義時代の教科書の墨塗りをあたかも「進駐軍」GHQが、直接命令を下して実行させた旨の誤った(あるいはこれこそまさに「自虐史観」的な記…

「可哀想な母子家庭」表現等は抑圧すべきか?

《「可哀想な母子家庭」表現等は抑圧すべきか?》 昨日の朝のテレビで解説者の張本勲が「豪栄道の優勝褒めてやってくださいよ〜♪ 彼のうちは母子家庭なんだから!お母さんが一番よろこんではる!」旨と馬鹿デカイ声でコメントした。さすがに出演者はヤバイと…

コンセンサスは対話から生まれる

《コンセンサスは対話から生まれる》 記憶(の問題)が叫ばれるのは、その現実がすでに存在しないからだ……というのはよく言われる。よい記憶は繰り返され、またよい尾ひれがつくが、悪い記憶は加害当事者に抑圧され、なかったことにしよう/歴史的評価がさだ…

セレブ大学者の煩悶について

《セレブ大学者の煩悶について》 野依良治が日経新聞に2011年に連載した私の履歴書が書籍になっている。このような超エリートのセレブ大先生の著作をたまさか読む必要があって半時間ほどザッピングした。野依が、小保方問題に辟易したのは、問題のレベルが低…

サイバーモルモット宣言

《サイバーモルモット宣言2016年8月24日》 1.そこにいかなければ資料が手に入らないという強迫から自由になる。 2.そこにいかなければコミュニケーションできないという強迫から自由になる。 3.それを購入したら、何かが得られるという強迫から自由に…

辛口のレビュアーになること

《読書感想文からの卒業:辛口のレビュアーになる》 ある関東の非常勤の先生が、ゼミでウィキを編集するプロジェクト授業やってたけど、それにヒントを得て。……大学の教養課程で、どんな好きな本でもいいので、読んで、Amazonに400字〜800字のレビュー書けと…

勉強好き=変態学説

《勉強好き(sapere aude)=変態学説》 人間は勉強が嫌いなのが普通の姿です。他の学生はできて、自分はできないという現実はつらいものです。しかし、誰でもわかることですが、勉強が根っから好きな奴というのはいません。もしいたら変態(クイア)です。…

フッサール先生の「やり方」に感謝する

《フッサール先生の「やり方」に感謝すること〜♪》 フッサールが、人間の身体性と内面性を手がかりに周囲を認識していくことを「発見」したのではなくて、そのような言説を行使する(=弄するとも言う)ことをで、人間の新しい認識行動論を「発明」したのだ…

どうか虐殺者になりませんようにと自分に哀願する

《どうか虐殺者になりませんようにと自分に哀願する》 世界が幸せになりますようにと、障害者は抹殺すればいいという2つの言説の共存は、ヒトラーの伝記映画 Der Untergang で、独裁者が「私に対するいろいろな批判はあるだろうが、ユダヤ人問題の解決は(…

論文情報

Journal of the Royal Anthropological Institute(N.S)22:1-19, 2016. に下記のような論文が掲載されました。Hannah Brown, Durham University, Managerial relations in Kenyan health care: empathy and the limits of governmentality.This article de…

デモクラシーの不完全性定理

デモクラシーの不完全性定理―― 「有限的な政治論をある分量だけ含むような任意の無矛盾なデモクラシー系において、決定不可能な政治算術の命題が存在し、さらに、そのようなシステムの無矛盾性は、そのシステム内では証明できない、という事実を、厳密に証明…

ヘーゲル様が女装して網タイツでやってくる

《ヘーゲル様が女装して網タイツでやってくる?!》 ジジェクによると、全体主義のトラウマ(あるいはヒステリー)は、その最悪のピークの時には治癒過程がはじまっているという。それはよかろう、首肯してもよい。ただし、そのピークから終焉までのあいだに…

民主主義というネクロフィリアについて

《民主主義というネクロフィリアについて》 みんなで民主政という集合表象(幻想)に関わっているのに別の集合表象(神)と取り違えているからですね。民主主義というネクロフィリア=屍体崇拝について。――【本文よりも長い脚注】なお、ネクロフィリアは精神…

聖ヨハネの恐慌論の鐘

《聖ヨハネの恐慌論》 もちろん、財政破綻は、経済マーケットメカニズムのショック療法、つまづきの石(=神の意思)とも言えますね。ただし、それがぢつわマルクス主義の恐慌論の変奏だとすれば、それは政治神学ならぬ経済神学たる千年王国論とおなじかもし…

英国のEU圏内維持の必要性の主張(FT)

■フィナンシャル・タイムによる、英国のEU圏内維持の必要性の主張 英訳は日経新聞による………… 「 「現代の世界において、象徴としての主権とその本質を区別することには大きな意味がある。本質的な主権とは独立して行動する自由があることであり、現在どの単…

土竜エリート教育養成講座

《土竜エリート教育養成講座について》 レイモンド・ウィリアムズの短い「コミュニティの意義」というエッセーを読んでいて感じたこと。ケンブリッジのエリートの卵の学生たちに、自分たちの出身とは異なる経済的下層階級や「田舎」に住んでいる人たちのコミ…

存在感を取り戻すにはプライドではなく具体的行動だ!

《国際的存在感を取り戻すにはプライドではなく具体的行動だ!》 国連のミレニアム開発目標の報告書をみると、世界的にみたときに貧困率や就学率等8つのアジェンダは顕著に改善されているが、いまだ改善されていないテーマが5項目ほどあげられている。つま…

馬鹿な質問の効用について

《馬鹿な質問の効用について〜♪ 》 僕は、医学研究科修士課程の第二期生だが、途中でドロップアウトした旧帝大の著名な物理学教室の出身の同級生が神経生理学かなにかの授業のなかで質問した「鯨は海に棲んでいるのになぜ塩辛く感じないのか?」という質問が…

『日本中小企業下請け階級の現状』

TOYOTAって、日本を代表する企業だが、下請け、孫請けの会社の数が聞けばきくほどびっくりするほどある。その末端の経営者の方からお話を伺うと、納入価格は「信じられないほどの低価格」で、それも市況情勢次第で「突如、納品価格の切り下げ」が要求される…

On power-thirsty animal and zoon politikon

《On power-thirsty animal and zoon politikon》 「全体主義の起源」の第3部でいつもその箇所にくると面白い表現だなと感心するのが、power-thirsty animal という表現だ。あきらかに、アリストテレスの zoon politikon のなれの果てという皮肉を込めてい…

原爆ドームをプレイランドにして

《原爆ドームをプレイランドにして〜♪ 》 (津波被害地をサバゲーの遊び場にしたという咎でヒマな警察が動いたらしい。ただし)これは、聖地への冒涜だと裁こう(=真意は道徳的非難)としているが、それを憤る当時の校長が「防災教育の現場」という「価値の…

親密圏研究のルーツと殺人研究

《親密圏研究のルーツと殺人研究》 1968年、リンドン・ジョンソンが「暴力の原因と阻止」の研究委員会を大統領名で組織した時に、社会学者ウィリアム・グードが親族・配偶者・愛人・親しい友人などをひっくるめて「親しい者たち(intimates)」と呼んだ。親…

愚鈍や無駄飯喰いの効用

《愚鈍や無駄飯喰いの効用について》 エリートの君たちは、自分たちのそれほどできない同僚を愚鈍や無駄飯喰いで月給泥棒だと見下してはいないだろうか?だとしたらそれは、彼らに対する敬意の度合いは少なすぎるというものだ。なぜならば、君たちがエリート…

Pierre Clastres, 1934-1977

"Pierre Clastres est né en 1934. Après des études de philosophie, à Paris, il s'oriente vers l'ethnologie. Il passe plusieurs années parmi les différentes tribus indiennes du Paraguay : Guayaki, Guarani, Ashluslay du Chaco. Après une pério…