2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

シオニスト達の歴史的人道的過ち

〈イスラエルのシオニスト達の歴史的人道的過ちについて〉 イスラエル軍はハマスを殲滅したいので、ガザ住民がハマスのシンパであろうが、なかろうが関係ないのです。ハマスの撃破に伴う民間人の犠牲は、ハマスと同じだ――(地獄の黙示録の)キルゴアがベトナ…

議論のやり方での失敗

議論のやり方で失敗する人のうち、よくあるパターンが、理詰めで対立する意見(命題)を出すところまでは成功しているのだが、その正反合の最後の詰めの〈合〉で、その議論とはぜんぜん関係のない世俗的な道徳的審級(例:人の気持ちをきちんと忖度する、良…

素敵な師匠

私の親愛なる弟子たちよ〜♪ 最近、リチャード・ローティに関心をもって、ちょこっとづつ読みすすめつつある。 ローティは、本人も自称するように、アメリカのプラグマティストの伝統の中に自分の思索を位置づけている。 哲学者である彼が、哲学に対する言及…

自分たちの生存のための福音

《捜査当局は鬼畜を呪わず、むしろ自分たちの生存のための福音とみなす》 こんな奴の脳みその解剖学や生化学的データ(お好みなら電極刺して生理学の人体実験でもするか?)をとっても変態異常者であることの《科学的証拠》はとれない。なぜなら、そのような…

なんという大人の発想だ

馬鹿なピーター・シンガーの論文に「困惑で身をよじらせる」リチャード・ローティ、まったく自分たちのことがどのように市井の人たちから悪者にされており、シンガーの主張は、その疑念をさらに深めるからだというのである――「カント対デューイ」『文化政治…

浄瑠璃『受胎告知聖母之自覚』

浄瑠璃『受胎告知聖母之自覚』 ♡まりあ:「がぶりえるはん、玉の輿になって金持ちにしてくれはる前の話は、どないなったんですか?!」 ♥がぶりえる:「あほ、受胎告知にしに来たんや〜♪ 」 ♡まりあ:「あら、よぜふは、おくてでなにもしないんでおます。不…

子供たちへの童話:カポの苦しみ

【子供たちへの童話:カポの苦しみ】 カポ(=ユダヤ人労務者)による「さあ、シャワーを浴びて清潔になれ!」という掛け声にせかされて、多くのユダヤ人同胞はガス室にせきたてられたのでした。カポたちにとって辛いことは、そのせきたてられたユダヤ人たち…

臨時即決裁判権による軍事法廷の「予感」

【憲法9条の改廃が齎すもの:その最悪のシナリオ】 【敵を殺すことの合法化は、敵に利する味方を合法的に処刑する論理に繋がる】 臨時即決裁判権による法廷では、被告人は民間人と軍人を区別せず、第1審を最終審とする、特別軍事法廷――映画でよくある官邸…

白水社に惚れ直し

【白水社に惚れ直し〜♪ 】 白水社のデカルト著作集の、発刊直後の「増補版」の意味がずっとわかならなかったが、1973年発刊第4巻に森有正が病気のため「思索私記」が収載されなかった。同書の初版に入っているビラによると、4巻購入者には、全員、後に「思…