2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ボルネオ島:オランウータンの森危機

ボルネオ島:オランウータンの森危機 2080年に80%消失(毎日新聞・東京夕刊:2015/8/31) 「 現在のペースで森林破壊や地球温暖化が進めば、2080年には東南アジアのボルネオ島にすむ大型霊長類、オランウータンの生息地の80%が失われるとの研…

コルビニアン=エミール・ネットワーク仮説

【コルビニアン=エミール・ネットワーク仮説について】 Korbinian Brodmann(1868-1918) は解剖学的所見にもとづき、脳の地図を造った人ですが、そのマップ区分の正確さから、それまで曖昧模糊として主張されていた、脳の機能局在説に確かな根拠を与えます…

書物と書物読解がもつポリフォニー性について

【書物と書物読解がもつポリフォニー性について】 菅原和孝先生の近著によると、ドゥールズ=ガタリの2名の御仁の議論(特に「千のプラトー」)の議論のやり方は、反コミュニケーションだという。どうも奇矯な論法を使うが、そこで使われる術語は、厳密な定…

【カントの問い】について

【カントの問い】 何を知りうるか? 何をなすべきか? 何を望みうるか? ■理性の関心事に関するカントの問いは、恋愛でもつかえますやん?――だとしたら、恋愛や恋愛対象も、理性的存在ということなのでしょうか? ■それとも(理性から派生した)万物に対する…

戦争なんて勝たなくてよろしい

「結局戦争というものは必ずしも勝ってしまわなくてもいふものでもない、という迂遠なわたくしのことばにも、怜悧な学生たちは何かひそかに考えてゐたやうである」――昭和19年夏、泉水久之助『南魚星』(京都:高桐書院、p.144、1948年)

経済の貧困、貧困の経済

【新・経済の貧困、貧困の経済について】 先進国において異様に低金利政策をつづけている我が国=戦後のジャパンでは、公益性の高い財団に豊富な資金があっても、その原資を投資信託として独立に回し続けることができず、出資母体の企業や大金持ちに資金供給…

首相談話全文

首相談話全文終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々…

バークの取り柄

1789 1フランスのシエイエス、『第三身分とは何か』を発表〔フランス革命〕 1789 5-5三部会召集〔フランス革命〕 1789 6-17第三身分による国民議会成立〔フランス革命〕 1789 6-20テニスコートの誓い、バスチーユ牢獄襲撃〔フランス革命〕 1789 8-4封建的諸…

purge の動詞のニュアンス違い翻訳かね?

「【8月5日 AFP】ミミズは、他の草食動物には毒性を示す葉も喜んで食べる──なぜミミズだけが大丈夫なのかは、これまでずっと謎だったが、4日に発表された研究結果によると、ミミズの消化管内では、空腹の草食生物を追い払うための植物の毒を無効化する化合物…