2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小川喜一(1920-1980)

樫原朗による小川の『イギリス社会政策史論』1961年の要約「いち早く登場した工場立法が適用範囲を拡大するとともに社会政策の課題は工場法以外の分野に拡大するようになり、 世紀の転換期にやがて救貧法の解体を通じて社会保険制度が成立するが、 「国民保…

司法官は裁判の過程では道徳を説くことなかれ

司法官は裁判の過程では道徳を説くことなかれ。ああ、これではアイヒマン裁判のあのツルッパゲの名検事ではないでしょうかね。「「個人的なことを言うと、あなたのファンなんですけど。あんまりファンをがっかりさせるな」/東京都内のホテルで二月、覚醒(…

げんばりょく とは なにか

第2回げんばりょく力研究会日時:4月19日(水) 10時〜12時 場所:2F CSCD会議室 記録:Mitzubishi げんばりょく研究会第二回目はMitzubishiが、田辺繁治『生き方の人類学』講談社、2003年の序章「実践とはなにか?」ならびに第1章「実践知の系譜」の…

ソロモン情勢

中国情報局ニュース「在パプアニューギニアの中国大使館は23日、ソロモン諸島の首都ホニアラで発生した暴動で被害に巻き込まれた中華街の住民ら249人がこれまでにパプアニューギニアの首都ポートモレスビーに到着したことを明らかにした。249人の中…

生活の科学化

富塚清(とみづか・きよし)1893年〜 『生活の科学化』昭和16=1941 東和出版社 東京 : 東和出版社, 1941.9 298p, 図版1枚 ; 19cm 注記: 著者の肖像あり。動力技術史の著作あり。富塚清『動力物語』岩波新書(黄版)115,1980年、富塚清(初版1998,増補新訂版200…

ヴァーチャル・レイシズムと食肉貿易摩擦

ヴァーチャル・レイシズムと食肉貿易摩擦! さすが産経新聞!目の付け所がちがう。新聞界のシャープだね。まあ読んでちょうだい蘊蓄あるよ〜「和牛遺伝子を守れ 交雑「海賊版」各国に輸出、販売・・/日本の「和牛」の精液を使い、海外で交雑し生産された牛…

サッカーが原因ではなかった「サッカー戦争」:偏見に幕

中央アメリカ関係者なら朗報というか、さわやかなニュースではある。ただし負けたから紛争が始まったわけではない。ホンジュラス側にエルサルバドル軍が実質的に侵攻した、あるいは紛争の征圧のプロセスのなかで「実質的に侵攻」した形になったわけだから、…

医療通訳と人権のプレゼンへの拝復御礼

垂水源之介です。 先日はお粗末さまでございました。 大学も状況が変わりつつあり、これからはご用聞きとして社会の中にニーズ探しに出る時代になっていますので、是非ともその際には胸をはって指導できるような草の根活動の実績づくりをもって、(大学関係…

どうする? 我が社(アイフル犬の寓話)

朝のウォーミングアップとしてリプライします。 はい、我々は所詮、飼い犬ですからアイフル犬同様、アイフルの業務内容とは関係なしに踊りをおどらねばなりません。 今までの、私の見解とは180°(ひゃくはちぢゅうど)違うことを申し上げます。 えびせん…

ヤマザキ、マッチョ・ジャーナリズムを撃て!

世界の三葉虫 (進化生研ライブラリー)作者: 近藤典生,吉田彰出版社/メーカー: 信山社発売日: 1996/11メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見るはい、はい、ゆきゆきて珍軍。 北海道の浅井学園(元)理事長(男性)の業務上横領容疑…

カネミ油症被害者への踏んだり蹴ったり

コーラベイビー―あるカネミ油症患者の半生作者: 長山淳哉出版社/メーカー: 西日本新聞社発売日: 2005/05メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (1件) を見る要するにカネミ油症事件とは、被害者への踏んだり蹴ったりという一言に尽きる。読売…

靖國にコピーライトなし

上野にある国立科学博物館の地下に、日本の物理学の発展に関する、地味だが興味深い企画展がある。現在は、湯川秀樹と朝永振一郎の回顧展である。彼らの論文の下書きやノートなどがみれる。そこではっと気がついたのだが、戦前湯川は、靖国丸に乗って昭和14…

日本國は、東アジアのユダヤ人国家か?

山本・ベンダサンではないが、民◎党の党首選の議論や、マスメディアの二大党首候補の持ち上げ方を聞いていると、これはエルサレムでの政局の放送を聞いているかのようである。東アジア(中東)の隣国は、悪意をもった異教徒(ムスリムやキリスト教徒)であり…

歴史は繰り返す一度目は茶番として二度目も茶番として

はいはい、国際協力の歴史を批判的にながめているひとはもうおわかりのとおり、これはアメリカ合州国のPL−450、つまり国内の余剰農産物を途上国の援助に回すという、由緒正しい資源=経済リサイクル、いまでいうところの「持続可能性」(私ゃ、地獄可能…

批判的医療人類学と熱帯医学の接点

ところで某1の人類学外しの提案には全くあきれます。彼は開発学というパラダイムは人類学も包摂できるという全く傲慢な開発中心主義野郎(出来の悪い日本のロバート・チェンバースですかね?)ですので、引用されている人類学外しの提案の趣旨はほとんど理…

Jackie maclical anthropology

21世紀を迎えた今、医療人類学に対する新たな期待が浮上している。 さて振り返るに、20世紀の生物医学が直面するさまざまな社会的問題を、文化概念を軸に斬り込み、斬新な解釈をもたらしたのが20世紀の医療人類学の成果であったと言えよう。しかしながら、す…

マクナマラの亡霊

いや〜、天才と称されたライスさん。無能な同僚の中で苦慮されておられるようですな。しかし、この語り口は昔どこかで聞いたことがありますぞっ。そうです、離職前のマクナマラの発言です。たぶん彼女もすでに米軍のアホな戦いの個別報告書を読まされてうん…

役に立つ学問の意味は、発話者によって異なる

グレート医療社会学者さん こちらこそ発表の機会を与えていただきどうもありがとうございました。お粗末な発表で申し訳ございませんでした。この間の発表の特殊応用的実践編は下記の講演でおこないます。昨日主宰者と打ち合わせしましたが、実務者は「(医療…