2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

デカルト劇場ほか

返事は期待してたほど「深い」ものではなかったけど、哲学+デカルト=当面の進路、と考えるのは、それほど悪くないと思う。世の中にはプラトン中心主義というものがあるが、同時にデカルト中心主義者、カルテジアン(=デカルト主義者)という人たちもいる…

「コムニケイションとしての医学」

中川米造は1992年の『日本保健医療行動科学会年報』第7号に「コミュニケーション・ストラテジー」という論文を寄稿した。彼は1996年に出版された生前の最後の著書『医学の不確実性』なかで、「コムニケイションとしての医学」という最終章で自著を締めくく…

医療と看護の改革について

ツイッターに「看護研究なんて不毛なものをやめたら職場に残る看護師も増えると思うんだが。良い看護につながるわけもなさそうな中身ならやらない方がまし」という糞馬鹿な投稿があった。俺はこれを投稿した医者が糞馬鹿だとは思わない。了見が狭いなりに「…

テロとの戦争:軍事消息

マリの空爆を停止させるためにアルカイダ系武装組織がアルジェリア東南部の遠隔地で西側関係者を多数拘束したゲリラ的行動は、初期の軍事的行動(政治目的をもった奇襲)としては見事であり、それをいち早くインターネットを通して国際社会にアナウンスした…

安倍首相の歴史認識を問う

従軍慰安婦問題は、731部隊(関東軍防疫給水部)でもそうですが、当事者にとりどこか倫理的にやましいところがあり、敗戦時に「ヤバイ」と思われた関連書類はまず焼却などの処分にあうのです。しかしファイリング量は膨大だし、そもそも人体実験でも慰安婦の…

「HIV陽性者の責任」論

日本ではハンセン病対策が社会防衛論にもとづき「らい患者」を差別してきたことに関する事実認識があったので、エイズ予防法の立法化には法案立案者の間で社会防衛論のカラーをどれだけ少なくするのかという議論がありました。血友病の非加熱製剤による感染…

歯のクリーニング

今日、8ヶ月ぶりに歯科医にいって久しぶりに歯のクリーニングをしました。そのため今口腔はメチャ爽やか〜♪ 。ところで今から10年くらい前に僕は定期的に病む歯周病に苦しんでいました。7年前に――現在の歯科医と歯のレントゲンをみながら議論したので、…

昨日、誕生日を迎えた少年への花むけの詞

ガンダムやヱヴァの物語やアイテムを熱心に論じるように、哲学者たちはアリストテレスやカントやウィトゲンシュタインについて論じてきた。 だから哲学者もある意味で特殊なヲタには違いない。相対主義的に言えばどちらもいい勝負かもしれません。 だから、…

シデク(夫の実家=親族)関連

◎チュソクにおけるシデクで働く日本人妻 http://ameblo.jp/eco1119/entry-11368091909.html ◎私と犬とシデクと(義父編) http://ameblo.jp/myonuli/entry-11304036013.html ◎シデク(主人の実家) ( 11 ) http://ksgcjk0417.exblog.jp/i14/ ◎日韓国際結婚 中…

保健・医療にかかわる公共空間

20世紀後半から今日にいたる加速化するグローバル化のなかで、多くの国民国家は人びとの生存に大きな関心を示しながら、近代医療を拡大し彼らの身体的、精神的な保健を推進するために積極的に関与し制度的な整備を進めてきた。他方、各地ではそうした近代医…