2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

世界で唯一の被爆国ニッポンの卒業を!

【世界で唯一の被爆国ニッポンの卒業を!】 【世界で唯一の被爆国という自己表象をもう止めにしません?】 原水禁や原水協、ならびに広島長崎市民の一部の方には気に障る表現かもしれませんが、僕は「世界で唯一の被爆国ニッポン」という言挙げはもうやめた…

「総統の意向」について

「命令は帝国宣伝指導部から発せられていた。私はゲッペルスが権力を渇望して、また彼の無知さ加減から、対外的政治情勢きわめて重大化しているまさにその時に、この行動を開始したのではないかと思う……私はそれについて総統に聞きだした時、総統はこの事件…

アウグスチヌスによる cogito ergo sum の証明

ーアウグスチヌスによる cogito ergo sum の証明 (1)私が欺かれるということは、私は存在している(si enim fallor, sum) (2)存在しないものは欺かれないからだ (3)私が欺かれるという事実から、私が存在することが帰結する―(1)のパラフレイズ…

冷静な親王と癲狂将軍

【冷静な親王と癲狂将軍】 「私は中国大陸で参謀として勤務しているうち(1943年)に、当時さかんに叫ばれていた聖戦などというスローガンが偽善的であることに気づいた。そして中国奥地で活躍していたクリスト教のの聖職者や敵ながらも天晴れともいうべき八…

才能があるふりをする大学人の悲喜劇

【才能があるふりをする大学人の悲喜劇】 「経験が教えるところによれば、亡命者と無国籍者が例外者になるちう迂回路をへて正常に近づくためには、もうひとつの方法があった。それは天才になると決意すること、あるいは、それは容易ではないので、天才らしく…

For, as one critical psychiatrist put it, "Psychiatry has become a hodgepodge of unscientific opinions, assorted philosophies and 'schools of thought,' mixed metaphors, role diffusion, propaganda, and politicking for 'mental health' and ot…

地得ぬ玉作

爾に天皇悔い恨みたまひて、玉作りし人等を悪まして、其の地を皆奪取りたまひき。故諺に「地得ぬ玉作」と曰ふなり――古事記

侮蔑語の使用は陵辱の状況に似て

【侮蔑語の使用は陵辱の状況に似て…】 昔「地獄の黙示録」(コッポラ)で授業した時に、生井英考さんの本「ジャングルクルーズ…」が大いに参考になったけど、その本に載っていたか、別の資料か(黙示録にはコアなファンがいて百科事典も作っている)で、ベト…

ポスト311の思想

【ポスト311の思想】 ゲーテ(だったか)の「才能を浪費せよ」というテーゼに魅かれる。それとは対照的に、この社会は、子供を訓育し、将来金儲けして「幸せになる」ために、子供を効率良く「才能を投資せよ」というテーゼに充ち満ちているからだ。 だか…

学問の「脳死判定」基準・批判

【学問の「脳死判定」基準】 同業者の友人の偉い先生が、御自身のエッセイのなかで「学問の脳死判定基準」なる文言(ジョーク?)を書かれていてぎょっとする。彼女によると、1)学問の内容に関して同業者が「それは〜学ではない」と言うようになること、2…

on Kida Minoru

This anecdote always reminds me a typical Japanese intolerance ethos against the stranger outside of "MURA-SHAKAI" (Small village) that has been well represented in Kida Minoru’s book, "KICHIGAI BURAKU SHUYŪ KIKŌ" (A Journey to a Madness’ …

仁義なき査読

【仁義なき査読】 ある配慮に欠ける査読者がまったく不当で酷い論難を書いてきたので、ディフェンスのお手紙を編集委員会に認めることにした。ちなみに別の査読者はオールAだった。通常は、論文の細部でいちゃもんをつければよく、投稿者はそれに対する改善…

Como te veo te trato http://espiritualidadmaya.blogspot.jp/2014/01/como-te-veo-te-trato.html

Immanuel Kant’s Texts

"Prolegomena" by Immanuel Kant, 1783 http://www.webexhibits.org/causesofcolor/ref/Kant.html