生活の科学化

富塚清(とみづか・きよし)1893年
 『生活の科学化』昭和16=1941 東和出版社 東京 : 東和出版社, 1941.9 298p, 図版1枚 ; 19cm 注記: 著者の肖像あり。動力技術史の著作あり。富塚清『動力物語』岩波新書(黄版)115,1980年、富塚清(初版1998,増補新訂版2002)『動力の歴史 --- 動力にかけた男たちの物語』三樹書房,初版237p,増補新訂版237p+8p、富塚清『内燃機関の歴史』三栄書房,1970年,新改訂版1986年、富塚清(1980)『オ−トバイの歴史 --- メカニズムの変遷と技術者達をめぐるドラマ』山海堂,237p、富塚清(2001)『日本のオ−トバイの歴史 --- 二輪車メ−カ−の興亡の記録(新訂版)』三樹書房,231p、富塚清(1981)『ライト兄弟 とべ!飛行機第一号』講談社(火の鳥伝記文庫),237p、富塚清;山崎明夫(2003)『ライト兄弟大空への夢を実現した兄弟の物語』三樹書房,286p、富塚清(1940)『科学日本の建設』文芸春秋社,413頁
富塚清(1941)『生活の科学化』東和出版社,298p
富塚清(1943)『技術教育』白揚社,532p
富塚清(1944)『日本科学の底力』東和出版社,364p
富塚清(1944)『科学技術の書』潮文閣,341頁[国会図書館NDL-OPAC未収録]
____, 1945 『我が科学敗れたり』(反省叢書)
富塚清(1976)『ある科学者の戦中日記』中央公論新社(中公新書),222p★
富塚清(1982)『生活の中の科学技術』山海堂,1982年,248頁★

◎博物館史研究
http://mhrsj.kustos.ac/bulletin.html

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富塚清(1893〜1988)は戦前、戦中時に東京帝国大学工学部航空原動機学科の教授で東大航空研究所の所員だった。戦前世界のトップクラスと言われた日本の航空技術を支えた第一人者で、1938年に周回世界記録を作った航研機の開発にも携わり、著書である「航空原動機」は戦後に至るまでエンジンの集大成的なバイブルであった。/戦後は2サイクルの研究に情熱を傾けモーターファンに寄稿した。オートバイにも大きな興味を持ち1980年には「オートバイの歴史」(山海堂)を出した事からオートバイ研究家と思っているマニアもいるが、戦前、戦中時に氏の教えを受けたエンジン技術者が戦後日本の自動車界で大きな働きをしたと言う日本エンジン界の権威である。
出典:www5a.biglobe.ne.jp/~side-7/honda.htm
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