マクナマラの亡霊

デモンズ・ダンスいや〜、天才と称されたライスさん。無能な同僚の中で苦慮されておられるようですな。しかし、この語り口は昔どこかで聞いたことがありますぞっ。そうです、離職前のマクナマラの発言です。たぶん彼女もすでに米軍のアホな戦いの個別報告書を読まされてうんざりしているのではないでしょうか(あるいは失敗から学ぶ教訓について私的な研究会を組織しているかもしれない)。CNNの次の報道をごらんあれ!「ライス米国務長官は3月31日、ブッシュ政権イラク政策に触れ、「数千の戦術的誤りを犯したのは間違いないが、戦略的には正しい方向にある」との考えを示した。/・・長官はこの中で、「軍事作戦抜きに、イラクサダム・フセイン(元大統領)は権力を失っていなかっただろう。中東の中心に彼がいる限り、違った中東情勢を見ることは出来なかっただろう」と指摘。/「ブッシュ政権のミスについて多数の論文が出てくるだろうが、歴史を振り返った時、裁断を下されるべき要点は正しい戦略的決断だったかどうかだ」とイラク戦争大義を強調した」(http://www.cnn.co.jp/world/)。