(大学1年生の君に)論文を書く準備

たぶん、ネトゲーなどには嵌まらずにせっせと勉強と研鑽の日々であるとお喜び申し上げます。
そろそろ、論文を書く準備をされればいかがでしょうか?
ここに示したのはハンナ・アーレントの「実存主義とは何か」という小論です――文献出典は一番最後にあります。
近代哲学の代表格である実存主義を理解するためには、とてもよい内容だと思います。
是非、精読してください
この論文の読解ノートをつくる方法を伝授します。
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(1)まず論文の全体を通読する、重要なところや、分からない単語などにはマーカーや徴をつける。
(2)2回目はゆっくりと読み、最初の読みと、どのようにかわったのかを味わう
(3)図書館やネットなどで、不詳の語彙を検索する。
(4)各段落に番号を振る。そして、段落事に、ノートに手書きで、短い要約をする。その際に文章を写すときは「かっこ」でくくり、ページ数を記しておく。
例:「『実存』という言葉は端的に人間の存在(ザイン)を指している」(p.221)。
(5)要約の後に、※(コメ印)などで、君のオリジナルのコメント書き込む。短く(難しい)(つまらない)のような感想でもいい。
(6)必ず最後まで、これをやる。最後までできた時には、かなり自信がついていると思う。
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とりあえず以上です。