クルッド山噴火に関する注意喚起(全文引用)

「平成26年 2月14日(大14第3号)在インドネシア日本国大使館
◆クルッド山噴火に関する注意喚起◆
1 報道等によれば、2月13日夜、東ジャワ州クディリ県、ブリタール県及びマラン県に跨がるクルッド山(Gunung Kelud)が噴火し、インドネシア火山地質災害対策局は、火口から半径10km以内の住民に避難勧告を出すとともに火山活動に対する警戒レベルを最高レベルのレベル4(AWAS:危険)に引上げました。
2 噴火による火山灰は、中部ジャワのジョグジャカルタ、ソロまで及んでおり、スラバヤ、ジョグジャカルタ、ソロ、マランなど周辺の各空港は一時的に閉鎖しています。また、中部ジャワには世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡、プランバナン寺院遺跡等もあるため、インドネシア中・東部ジャワ地域への渡航・滞在を計画されている方は、以下の点に注意するとともに、インドネシア当局等が発出する最新情報の入手に努めて十分な安全対策を講じて下さい。
(1)降灰地域では外出を控え、やむを得ない外出の際にはマスクを着用する。
(2)避難地域等では交通集中による渋滞が発生するため、交通事故に遭わないように十分注意する。
(3)航空機等の公共交通機関が突然運行停止となることもありますので、日程には十分余裕を持つ。
3 なお、インドネシアの火山活動に関する情報は、インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)のホームページ(http://vsi.esdm.go.id/)、インドネシア国家防災庁(BNPB)のホームページ(http://bnpb.go.id/)、インドネシア・エネルギー鉱物資源省(ESDM)のホームページ(http://www.esdm.go.id/)で、スカルノハッタ国際空港の発着便の状況は、同空港インフォメーションセンター(電話:+62−21−550−5179)で入手できますので、ご参照下さい。
インドネシア日本国大使館領事部
TEL 021−3192−4308
FAX 021− 315−715」