【学校火災予防】扉を閉め、火災報知器を押し、逃げる

【火災時の初期対応】
 安全防災部のU教授のお話がものすごく面白かったので、感動しました。火災時における学生誘導で重要なことはわずか3ポイント。
(1)扉をしめること
(2)火災報知器を押すこと
(3)いつもの階段とは違う階段を使うこと(日ごろからの利用)、のわずか3点です。
ーーさらにひとつつけ加えると!ーー
(4)初期消火も重要ですが、責任分担(通報、消火、扉を閉める等)は1人1役割を徹底する――火事になると頭が真っ白になる。
==以上の原則にはきちんと根拠がありました==
【1】大学の教室は防火仕様になっているので、扉を閉め切る事で延焼を完全に防げる。
【2】建物内にいる人に全員に知らせるために有効である。従って、ガセであることがわかっても、防火責任者が誤報であることを確実に確認するまでには、軽率に消さない措置とのカップリングが必要。
【3】日常動線志向性(いつもの経路を使う癖)と帰巣性(到達した通路を逆戻りする癖)により最悪経路を回避する
====以上が重要3ポイントですが、おまけの====
【4】人間には、パニック時にはアレかコレかを選択するので、動作が不完全(穴をつくる)
ーー以上ですーー
集団災害発生時の医療機関の対応 により詳細な記事がありました
ちょっと冗長で、専門家以外には退屈かもしれませんがどうぞ!
http://plaza.umin.ac.jp/GHDNet/circle/09/tc11gaku.html