フクシマから遠く離れて

【フクシマから遠く離れて】
――これは社会科学者の文集(日英文)に寄稿した僕のエッセーのタイトルではあるが……
――日本国民は世界の人にメッセージを投げ掛けよう!
フクシマから遠く離れてもなお、ドイツのメルケル首相が決定した当たり前の政策が日本ではなされていないことは不思議ではなく、人民の意思に反した、背徳的で意図的な「悪政」である。放射能汚染の当時国つまり元凶となり国際法上の有罪被疑国である日本では、その原発の釜が火をふき東部日本を放射能汚染で目茶苦茶にした、その当の国の現政府与党――自民党公明党という恥知らずな名前をもつ――は、原発依存政策から抜けきれず、国民の多くが危惧している「再稼働」を電力各社――日本は完全民営化されておらず政府と原発関連産業は完全「癒着」する――と画策している。この悪政を日本国民は止めようとしている。世界各国の原発汚染に憂慮する人民(ピープル)は連帯して、日本の悪業にノーと声をあげよう!