日本移民の歴史的流れ

日本移民の歴史的流れ
(1)ハワイとグアムに向けて40名の労働者が海外派遣(1868年)。
(2)1885年〜1907年:ハワイ、北米、南太平洋諸島への労働移民。メキシコ・チアパスへの榎本移民団(1897年)
(3)カナダ・米国での黄禍論(Yellow peril)と排日運動。ブラジル移民(1908年〜1973年※、1941年〜1953年の中断)※移民船による移民の廃止。
(4)大日本帝国期における帝国内移住(台湾、朝鮮、南樺太ミクロネシア、中国北部)
(5)1930年代後半〜40年代初頭のラテンアメリカその他で日本移民の受け入れ拒否などにより、満州国への農業開拓民への転換。
(6)敗戦時における(現在の日本以外の)海外在住者の推計660万人・引き上げ「軍人・軍属は310万人、民間人は318万人」(合計628万人)[原出典:東京新聞大図録2007.8.19、出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5226.html
(7)1952年、日本とラテンアメリカ諸国で二国間協定により移民の再開。農業専門家や特殊技術者で永住目的が主。
(8)1950年代、北米などへの移民:結婚・留学・事業
(9)1980年代、ラテンアメリカ日系人の日本への労働移民(1990年の入管法改正:日系1、2世から日系3世に「定住者」という在留資格を付与)