レスパイト・ケア=respite care は「代行介護サービス」

【レスパイト・ケア=respite care はなぜ適切な日本語にならないのか?】
【家族への、代行介護サービスのことです!】
 レスパイトって聞いても、介護に関わっている人や専門家しか知らないのではないでしょうか?「在宅介護者への休暇のための代行介護サービス」てな意味なのだが、その筋の専門家は「乳幼児や障害児・者、高齢者などを在宅でケアしている家族を癒やすため、一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援サービス。施設への短期入所や自宅への介護人派遣などがある」 中谷茂一)と解説している。リーダーズ英和では「休息介護(ケア)」との翻訳があるがいまいちだ。
 レスパイトのままでは、アホなカタカナ英語の氾濫になるし、専門でございという馬鹿な似非学者を産出してしまう。だから(家庭への)「代行介護サービス」という言い方でいいんじゃないかな? 別にレスパイトで「家族が癒される」わけではない。家庭内での介護は、シャドウワークだし、つねに善意の道徳を押しつけられる、不払い労働なんだから。だから、当然、健常児にもあるいはリーマンの夫に飽きたら「代行育児サーピス」や「ウザイ旦那のケア代行サービス」というものがあってもいいのだ