生物多様性と自然保護(NPO情報)

オランウータンと熱帯雨林の会(MOF)
「代表者は1983年以来、インドネシアボルネオ島で野生オランウータンの継続的研究に従事し、ここ20数年来、「オランウータンと熱帯雨林」をテーマに取り組んでおり、多年の経験を有しております。1993年からは「日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会」を両国の研究者らによって組織し、現地住民らと協力して森林の苦難な状況に対応すると共に、日本国内での啓発普及活動にも取り組んでまいりました。/今後より具体的に課題に取り組み、現今の苦難な状況を改善していくために法人化することを決意し、関係者の皆様とも協議した結果、ここにその設立を宣言するにいたりました。赤道直下の熱帯の森は、地球の大気・海流の循環の上からも原点であり、地球環境のかなめのひとつと言えます。/地下資源エネルギーは、日本の電力・都市ガスの重要な資源であることは言うまでもありません。資源輸入国である日本と、熱帯の森を抱えた資源産出国とが互いに手を携えていくことによって、より豊かな協力関係を構築し熱帯の森を共に維持していく新たな関係を築き上げることを念願して本会を設立しました。相手国の状況を深慮し、良好な関係を持続していくなかで自然とヒトとの関係を考えていくことはこれからの熱帯雨林という地球環境を維持していく上で重要なことであります」(2008年2月27日・代表者:鈴木晃)。

すでに終了した研究会情報
「2009年4月25日/オランウータンと熱帯雨林の会(MOF)第3回講演会/テーマ:生物多様性熱帯雨林生物多様性という言葉に、皆様はどのような印象をお持ちですか? 生物多様性をキーワードに、世界が注目する国際会議(生物多様性条約第10回締約国会議)が、来年10月に名古屋で開催されます。/そこで今回は、当会のテーマであるオランウータンと熱帯雨林を通して、生物多様性を巡る問題の本質に迫りたいと思います。オランウータン自体は一つの生物種に過ぎませんが、その棲みかである熱帯雨林はまさに生物の宝庫。オランウータンに代表される熱帯雨林の豊かさと、その保全の意味を考えます」(moforangutan.web.fc2.com/oshirase.html)。