「内面的困窮」からの救済

「知識人が求める救済はいつも「内面的困窮」からの救済であり、したがってそれは非特権階級に特有な外面的困窮からの救済に比べて、一面では生活からより遊離した、しかし他面ではいっそう原理的かつ体系的に把握された性格をもっている。知識人は、その決疑論を無限に押し進めつつさまざまな方途を採り、そこからみずからの生活態度に一つの一貫した「意味」(Sinn)を与えんとする。つまり彼自身との、人類との、そして宇宙との「統一」を見出さんとするのである。知識人とは一つの「意味」-問題としての「世界」の構想的把握を完成する者である」。M.ウェーバー『宗教社会学』武藤一雄ほか訳、160ページ。[この引用は竹内洋丸山眞男の時代』中公新書のエピグラムとして登場する]
José Medina Echavarría らによるスペイン語
"El intelectual busca, por caminos cuya casuística llega al infinito, dar un "sentido" único a su vida; busca "unidad" consigo mismo, con los hombres, con el cosmos, Él es quien inventa la concepción del mundo como un problema de "sentido""(paginas 403).Max Weber, ECONOMIA Y SOCIEDAD, Fondo de Cutura Economica, 1944.