人類学的アプローチに関する助言

人類学的アプローチは、仮説検証タイプの方法論をとりませんので、あまり焦点をしぼらず、足下から経験的に質的データを集めてゆくので、それほど神経質になる必要はありません。ましてや「問題の所在をいかに問題らしく論じるか」というのは、たんなる指導者の好心を買うためのみの技巧に、あなたの観点が傾いている証拠かもしれません。大学の人たちをすばらしい修辞で説得するのはよいことですが、あなたの研究の本質は、もっと別のことにあります。このことを忘れては、勉強の本質を見失うことになります。
さて、先の文献は、
http://www.lib.berkeley.edu/Catalogs/
のなかの、UCB-OskiCatの
http://oskicat.berkeley.edu/
keyword(s)を[■■]として[Anthropology Library]の資料の中の94の文献をざっと、みてとりだしたものです。