パラノイア文章家の匂い……

【お答え】意見や主張に落ち着きがなくハイパーアクティブ(興奮系)のお人のように思われます_私もそうなので文章の匂いでわかる(レクター博士)。
彼の発言に矛盾があります。
例えば、日本と米国の状況や考え(「常識」)を極端に対比させる主張をしておきながら、どうも彼の該博な知識による、米国は州によって医学的に無益な治療手段の選択には法が規定する多様性があることを平気で主張するとか。
倫理的問題について無知とか:つまり、K田病院のケースを自分の主張(=医師個人の判断ではなく呼吸器を外す合法的手続きが欲しい)のために引用しているけど、これは、まず当該の倫理委員会が審査内容に守秘義務があるにもかかわらずばらしているということが大問題で、施設内委員会(IRB)の原則から逸脱した問題については気づいていないこととか。そもそも倫理委員会がこのような決定をすること自体が倫理委員会の資格要件から外れている、つまり、これを素材に議論できないことが、そもそも理解できていないとか。
論理的にイカレている方を利用しようと思ってはいけません。
なんとかに刃物というでしょう。
会場で馬鹿なことをいうと各個論破して、会場が彼をネグレクトするような心証を構築するほかはないように思われますが・・
素材を収集できる能力はあるみたいだから情報だけもらっていて、その情報でまったく逆の言説を構築するほかは対処法はないように思われますが・・・
もっと積極的に潰すつもりであれば、彼の職分と発言を関連づけてネットで批判するという荒手の方法もあると思うけど。。。
彼のようなパラノイア(まああらゆる運動家は方針が先にあるので、その論理構築には多かれ少なかれパラノイア的だが)をバッシングするつもりが、擁護する人も当然でてくるでしょうな。議論の形式が、はじめに結論(呼吸器外して殺そうよ vs. 治療の大原則は生命の尊厳なので殺せないよ)ありきですので(中間的に生きる/殺すという選択肢が取れない)、レトリックを駆使して、勝つか負けるかの二元論しかないように思えるけどね。
そうすれば、どれだけ自分たちの主張にコンセンサスをとり続けるかという戦略しか採る方法はない。

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