Repartriation of dinosaur

「凶暴な肉食恐竜ティラノサウルス・レックスの祖先と見られる小型恐竜の化石が中国で見つかり、米シカゴ大学などの研究チームが18日の米科学誌サイエンスに化石の分析結果を発表した。/小型恐竜の化石は中国北東部の湖底で約1億2500万年前の地層から見つかり、「ラプトレックス」と命名された。成体で体長約2メートル75センチ、体重約65キロと、サイズは人間よりもやや大きい程度。体重5トンはあるとされるティラノサウルスよりもはるかに小型だが、鋭い牙と長く力強い後ろ足、短い前足などティラノサウルスの特徴をすべて兼ね備えているという。/登場したのはティラノサウルスより約6000万年前と見られ、強力なあごと鋭い牙で自分よりも大きな獲物を捕らえていたと考えられる。/この化石は中国で見つかった後、ひそかに米国に持ち込まれてマサチューセッツ州の収集家が買い取り、その後研究用に寄贈されていた。いずれ中国に返還され、出土した場所の近くに展示する予定だという」(www.cnn.co.jp/science/CNN200909180004.html)。