大阪検定の問題解説(部分)

mitzubishi2009-06-22

「基本的なレベルの3級の試験では、「大阪ことばで食べ物でないものはどれ」と問い、「〈1〉あめちゃん〈2〉かしわ〈3〉ややこ〈4〉あて」から答えを選ぶ問題が出た。……
→〈3〉ややこは赤ちゃんのことだから、食い物のカテゴリーではない(機会的カニバリストを除く)。
「また、大阪には難読の地名が多く、「次のうち読み間違いはどれ」と問い、「〈1〉私市(きさいち)〈2〉牧落(まきおち)〈3〉御幣島(みへいじま)〈4〉淡輪(たんのわ)」から選ばせる難問もあった。……
→〈3〉御幣島は、西淀川区JR東西線の駅で「みてじま」と呼ぶが、思わず、ごへいじまと誤読することが、逆に、みへいじまは怪しいと考えることと、残りの3つの箇所は、御幣島よりメジャーなので、消去法で正解を引き出すことができるかもしれない。
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しかし、なぜProf Richard Werbnerさんの検索をかけると、中身のない某サイト(それもお寺で鐘をつく本人らしき人が、糞大学のスタッフ?撮影のもの)がなんでトップになるんだよおう? 本人のProf Richard Werbnerさんのサイトが簡潔で、民族誌映画のトレイラーもあってイカすのに
(同じことは「消臭剤はなぜ効果があるのか?」でググってみると、銀イオンの消臭効果のインチキ商法サイトがトップになるというのと同じなやみじゃ_でも俺のサイトもそういうふうに見られているかもね?_ま、いいか?_みんな犬のウンチを処理する善人ばかりじゃ、子どもにちゃんと足もと見てあるけよという歩行者のサバイバルの技を教えられない!!!_今日日はそれを取り間違えて、犬のウンチは許せんと犯罪である毒撒くやつがいるからね_不特定の人間を危険に及ぼすので条例違反か傷害罪、おまけに犬が死ねば器物損壊になるからね)
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Mary Douglas: Purity and Danger - an analysis of concepts of pollution and taboo (1966)
CHAPTERS:
1: Robertson Smith and his legacy
2: Understanding rules of defilement
3: page in preparation
4: Ritual re-assessed
5: Primitive thought
6: page in preparation
7: page in preparation
8: page in preparation
9: page in preparation
10: Understanding the Lele pangolin cult
Extended Comments Pages:
Ndembu Doctor (ch 4)
Zande Poison Oracle (ch 5)
SOURCE
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垂水源之介です。

同じタイトルがIngentaconnectからも提供されており,こちらはAbstractが紹介されているようです(最新号にはまだ載っていませんでしたが)。Informaより利用できる範囲が狭いですが,よろしければご参照くださいませ。
http://www.ingentaconnect.com/content/routledg/rjac

じつは、ここを見て、いきなり1論文30ドルと示され、なんとか……と思った次第。

あとはNCAの会員になるくらいしか,利用方法が思いつきません。

フロリダで出されている、どうでもいいような業界誌で、最新号のイシューが Health as Narrative で
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/090605RimCom.html
にリンクされている研究会(参加に誘われて発表するのだが、件の学会の立ち上げをしたいという悪い業界の悪癖を臭いつつある)でのMLで、タイトルだけ見たMLのメンバーのポストによる情報だったのです。研究者は、収載誌のクオリティと論文のタイトルだけで、その質を判断する馬鹿な体質があるので、私もその調子にのり「中身拝見」と欲望をもった次第。

オンラインジャーナルの値上げは毎年行われており,学術情報のコミュニケーションに大きな影響を及ぼしているといえます。「雑誌に論文を投稿して,その投稿した雑誌が買えない」という現象も現実に日本の地方大学では起こりつつあります。この矛盾した状況に異を唱える形で,80年代頃からアメリカを中心にオープンアクセス運動が展開されています。

当然ですね。
すでにご存じかとも思いますが,オープンアクセスを担うひとつの手段として近年(2001年頃から)立ち上げられたサービスに「機関リポジトリ」(または単にディジタルリポジトリ)があります。(中略)その暁にはぜひ先生の論文も頂戴いたしたく,どうぞよろしくお願いいたします。

以外と使いにくいので、私の場合は、投稿前のプレプリント版を「(印刷物になった)オリジナルとは違う」理由でバンバン上げています。
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/ikedagyoseki.html
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/0-gyoseki.html
Google全文検索してくれるので、こっちの(アナーキー気味の)オープンアクセスのほうが、草の根ユーザーには喜ばれるようです(書肆、図書館には迷惑な話かも……)
しかし、それよりも京阪奈の第二国会図書館のデータベースリンクの威力は絶大で、私のところには
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/990208maodic.html
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/JMAallB.html
が収載されていますが、そのおかげで「文化人類学」「医療人類学」についてはググると、いつも
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/0-culanthro.html
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/medanth.html
が上位にアクセスしてくるようになっており、わらしべ長者の気分です。