意味不明だが、勉強しなければならない(PBL)

「Submissionポートとは,ユーザーのメール・ソフト(メーラー)からメール・サーバーにメールを届けるときに使う送信専用のあて先ポートのこと。迷惑メール対策の一環として,プロバイダでの採用が始まりつつある/TCP/IPで通信する際,パソコンやサーバーは「ポート番号」でアプリケーションを識別する。通常,パソコンのメール・ソフトからメールを送信する場合は,SMTP(simple mail transfer protocol)というプロトコルでメール・サーバーの25番ポートあてに送る。それに対して,Submissionポートを採用したメール・サーバーにメールを送信する場合は,SMTPで587番ポートあてにメールを送る。さらに,このときユーザー認証技術「SMTP AUTH」(SMTP authentication)が必須になる。/つまり,これまでメールを送るときは,単にメール・サーバーの25番ポートあてに送っていたが,これが,認証機能付きの587番ポートあてになるわけだ。ユーザーは,メーラーの設定を変更することでSubmissionポートに対応する格好になる。/では,なぜわざわざポート番号を変える必要があるのだろうか。その背景には,プロバイダで採用が進んでいる迷惑メール対策「Outbound Port 25 Blocking」(OBP25B)がある。/OBP25Bは,プロバイダのメール・サーバーを経由せず直接ユーザーのパソコンからインターネットに出て行こうとするメール(あて先ポート番号が25番の通信)を遮断するもの。迷惑メールの多くは,プロバイダが用意したメール・サーバーを介さずに,スパマー(スパム・メール送信者)のパソコンから直接インターネットへ送られている。OBP25Bを採用すれば,こうしたメールをブロックできる。プロバイダにおける迷惑メール対策の切り札だ。/しかし,OBP25Bを採用すると弊害も出る。一般のユーザーがプロバイダの外にあるメール・サーバーを使ってメールを送ろうとしても送れなくなってしまうのだ(図)。この弊害を取り除くには,25番ポート以外のメール送信用ポートを正規ユーザー向けに提供すればいい。これが,Submissionポートとユーザー認証の組み合わせというわけである」(itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060323/233135/)。
なるほど、というか迷惑メール対策ということは、わかった。じゃ、メーラーの設定のどこをいじればよいのかが、なにも書いていない。2006年時には、こういう蘊蓄で済んだのだろうが、今の私にゃ、メールが送信できない、トホホ。
【後日談】
起死回生あるいはゾンビ復活!
センター内のマックユーザーの先生の、メーラーの中を覗かせていただき、その内容をコピーあるいはモディファイして、なんとか読み書き可能になりました。ポート587への変更のほかに、「MD5チャレンジ応答」という認証形式の選択などが必要であることが、後知恵(=エピメテウスには後悔や愚鈍の意味もある)の知識としてわかり、メールの送受信が今までどおり、というか、今まで以上に改善されました。
こういうのは、用語法を含めてメーラーで理路整然として整理されていないために、パニック混乱を招き、皆様に無様な格好をおみせしました。しかし、こういうのは、経験的場当たりユーザーの宿命かと思います。
たぶん、また将来泣きつくかもしれませんが、凶暴なクレイマーと思わずに適当に付き合ってください。
とり急ぎ御礼まで