国家標章DNA

日本人のDNA,企業のDNA,組織のDNA、大阪人のDNAなど、(血液型性格鑑定と同様)根拠がないインチキ言説だが、だれが、それを鑑定するのかというのは、インチキというよりも、見事な権力管理の技法である。
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「ハワス氏は、エジプトで発見されたすべてのミイラのDNAを分析するプロジェクトを推進中。昨年は同王朝のハトシェプスト女王のミイラを特定したと発表し、話題を呼んだ。ただ、プロジェクトに外国人研究者が参加することを認めず、すでに実施した鑑定の結果についても詳細を明らかにしていないため、一部専門家からは「秘密主義」との批判を受けている」(www.cnn.co.jp/science/CNN200808100012.html)。
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もちろん、KGBのDNAは凶暴であるというのも意味のない説明である。DNAとは関係なしに、暴君は暴君である。
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グルジアからの分離独立を目指す親ロシアの南オセチア自治州での武力衝突で、ロシア軍は9日、民間・軍事双方の標的を爆撃した。ロシアの駐グルジア大使はインタファクス通信に対し、州都ツヒンバリ市内で2000人が死亡したと発言。ただ、死者数をめぐっては様々な説があり、正確な人数は確認不可能な状態だ。/グルジア国家安全保障委員会の関係者は、兵士40人が死亡、100人余りが負傷し、各地で民間人の犠牲者が増加していると述べた。関係者によると、ツヒンバリ市内のグルジア軍はロシア軍と激しく交戦し、戦車や装甲車、重火器も投入された全面戦争状態になっている。ロシア軍は約15分おきにグルジア領内で住宅を含む様々な標的を爆撃し、攻撃機は少なくとも50機にのぼった。グルジアの首都トビリシ空爆されたかは不明という。/ロシアのプーチン首相は9日夜に北オセチア共和国の主要都市ウラジカフカス入りし、ロシアの行動が正当かつ合法的で、必要だったと主張した。首相報道官がインタファクス通信に語ったところによると、首相は南オセチアからロシアへの難民流入を懸念している。ロシア当局者によると、ここ2日間に越境した南オセチア難民は3万人を上回っている。プーチン首相は「グルジア当局の南オセチアでの行動は、多く犠牲者を出し、民間人も死亡した。事実上人道面での惨事を招いており、自国民に対する犯罪だ。また、オセチア人にとっても既に犯罪だ」と批判し、ロシアがグルジアグルジア人をこれまで常に尊重してきたと強調した」(www.cnn.co.jp/world/CNN200808100002.html)。