浜四津、渡海、舛添、それぞれ主張は正しい!

朝のワイドショーは、一般財源化で活況を呈する大臣の動きを茶化すコメンテータや馬鹿評論家がいるが、これは愚見だ。不要な道路整備は、過去半世紀にわたってこの日本の各地で年度末改修という醜い風景を作ってきたからだ。浜四津、渡海、舛添、の議員(大臣)は、それぞれ正しく主張をしている。文部も厚生労働も、他の先進国に比べて、まだまだ予算が潤沢ではないし、その経費の使い方も非効率だ。省内でただしく競争、ただしく評価、ただしく配分して、この状況を打開していくしかない。野党やメディアはひきつづき道路族の破廉恥を告発すべきで、右翼は連中こそがまさに国賊、人民の寄生虫であることをもっと声高(と言っても騒音防止条例は遵守しないとなりませんぞ〜!)に人びとに伝えるべし。
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「「路特定財源の09年度からの一般財源化を見据え、省庁や族議員の間で予算争奪戦が顕在化してきた。一般財源化後の使途について、福田康夫首相が「地球温暖化対策、救急医療体制整備、少子化対策、教育……」と総花的に挙げていることも、関係者の期待をあおっている。ただ、肝心の道路予算がどこまで縮減されるかは見通せず、思惑先行の感が否めない。/「せっかく一般財源化するのだから、ぜひお願いします」。公明党浜四津敏子代表代行は14日、首相官邸福田首相を訪ね、女性支援に関する党の政策を売り込んだ。「皆にしゃぶられるな」。首相は苦笑したという。/一般財源化方針を受け、いち早く動いたのは渡海紀三朗文部科学相。9日の文相・文科相経験者との会合で、教育関連予算を10年間で国内総生産(GDP)比5%まで引き上げる考えを表明。13日の記者会見で「一般財源になれば、各省、やりたいことはある」と「宣戦布告」した。/舛添要一厚生労働相は「目の前の命が大事」だとして、医師不足対策への活用を主張。自民党厚生族は、評判の悪い後期高齢者医療制度を見直すため、低所得者の負担軽減策などに充てることを狙う。幹部の一人は「首相が一言『一般財源化する財源を回す』と言ってくれれば丸く収まるのに」とあけすけに語る。/「行司役」のはずの町村信孝官房長官も11日、地元の札幌市で「一部を北海道の整備新幹線につぎ込めないか」と発言。翌12日の会見で「整備新幹線は生活者財源か」と聞かれ「新幹線が生活には関係ないと、誰かお考えか?」と不快感をあらわにした。/だが自民党道路族は、一般財源化後も道路整備に予算が優先配分されることを「既成事実」と受け止めている。10年間で59兆円を支出する「道路整備の中期計画」を政府が大幅に見直せば、反発は必至。冬柴鉄三国土交通相は13日の会見で「今後も私は道路整備を切望する地域の人たちの期待に応える」と明言した。/予算編成を取り仕切る額賀福志郎財務相は、各方面からの過剰な予算要求で財政規律が緩まないよう警戒感を強めている。【中田卓二】」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000114-mai-pol)。」