長き審判の終わり

mitzubishi2008-03-04

役人は、我が事のごとく、これを受け止め、再発に防止せよ。
薬害エイズ事件で、エイズウイルス(HIV)に汚染された非加熱血液製剤を投与され、感染、死亡した肝臓病患者について、業務上過失致死罪に問われた厚生省(現厚生労働省)の元生物製剤課長・松村明仁被告(66)の上告審で、最高裁第2小法廷は、松村被告の上告を棄却する決定をした。/古田佑紀裁判長は「被告はエイズ対策に関して中心的な立場にあり、薬事行政上、必要かつ十分な対応を図るべき義務があった」と述べた。決定は3日付。松村被告を禁固1年、執行猶予2年とした1、2審判決が確定する。/行政がやるべきことをやらなかった「不作為」について、官僚個人の刑事責任が最高裁で確定するのは初めて。これにより、「産・官・医」の刑事責任が問われた薬害エイズ事件は、すべて終結する」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000034-yom-soci)。