アセスメントに合わすめんと

水俣の赤い海相思社からのニュースが届きました。産廃問題、ウォッチですぞ!

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(1)産廃処分場・事業者説明会に行こう!
3月11日 日曜日 於水俣市文化会館

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IWD東亜熊本は縦覧会場で、「準備書の縦覧に来た人に説明はできません。説明会で質問してください」(要約)と貼り紙していますが、何せ業者にはおととしの11月9日の一方的な説明会という前例があります。会場から質問は一切シャットアウト。質問があれば質問シートに書くようにと指示しましたが、その後、電話で再三催促しても返答はなく、1年3ヶ月も経った今年の1月にようやく形ばかりの回答を送ってきました。
このことからも、業者が住民の疑問に答えるつもりなどないことが分かります。準備書の内容はずさんで、素人目にも真っ当に調査をしていないと思える項目がたくさんあります。たとえば、目視の結果、大森地区の住民が湧水と言っているのは、ほとんどが表層水(沢水)である。大森地区の湧水は、もう何十年間も涸れたことがない。表層水ならば日照りが続けば涸れてしまうはず。
○近くに特徴的な地形がないので地質は調査項目からはずした。周囲には土砂崩れを起こしている箇所もある。以前に知事から地質を調査項目に含めるようにと意見がつけられていたにも関わらず、今回も地質を調査項目に含めていない。そのことに対して十分な根拠は示されていない。
これが「アワスメント」と呼ばれる日本のアセスメントの現状なのかと愕然としますが、もちろん私たちはこんな準備書を黙って通してしまうわけにはいきません。3月11日は、業者に厳しい質問をぶつけて、調査の杜撰さを明らかにしたいと思います。
説明会は、前回の市民集会と同じ「水俣市文化会館」で行われます。お近くの皆様どうぞ説明会にお集まりください。(もちろん遠くの皆様も大歓迎!)
日時 3月11日(日)午後2時〜 
場所 水俣市文化会館
環境アセスメント準備書手続きについての詳細はこちらhttp://spring.mukade.jp/ikenshowokakou.html