アホ企業の面目躍如/心ガ痛イ

吉野家某牛丼チェーン企業だが・・・狂牛病問題の時に消費者――それも明らかに男性の単身者風の青年――を前面に出して輸入再開のプロパガンダのメッセージのお先棒を担がせ、識者の失笑を買った宣伝だったが、サステイナブルや環境などのイメージ宣伝には、ぜんぜん関心がないようだ。ま、それはそれで中島みゆきの歌ふうで、このおみせはちんけな「若者」のたまり場でいいのだろうが、フィリピンでの大食い大会の報を聞くにいたっては、もうこれは企業イメージはこの「ど貧民の見方」という路線を貫く確信犯と感じた次第。アホ企業の面目躍如と書いたが、本当のところは「アホ企業(のフリ)の面目躍如」と書くべきかも??
「牛丼チェーンの吉野家が、販売促進活動の一環として、大食い競争を実施している。参加者は国内5つの店鋪で毎日行われている予選を勝ち抜き、来月末に大型ショッピングモールで開催される優勝賞金5万ペソをかけた決勝大会にのぞむ。/フィリピンの店鋪運営を手掛ける吉野家センチュリー・パシフィックのレストラン・マネジャー、ジュリエテス・クルス氏は26日、NNAの取材に応じ、国内の5つの店鋪で今月18日から来月23日まで毎日予選を実施し各店鋪で週ごとに1人づつ勝者を選出した上で、来月28日にマニラ首都圏マンダルヨン市のSMメガモールで開催される決勝大会で優勝者を決定すると説明した。上位3人にはそれぞれ5万ペソ、3万ペソ、1万ペソの賞金が与えられる」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000008-nna-int)。
◎他方、こちらはテロが行われた場所が場所だけにまったく「心ガ痛イ」話だ。
イスラエル警察によると、南部エイラートにあるパン店で29日、自爆テロが発生し、自爆犯本人のほか3人が死亡した。同国内での自爆テロは9カ月ぶり。/パレスチナ武装組織「イスラム聖戦」と「アルアクサ殉教者旅団」が連名で犯行声明を出した。イスラム聖戦のスポークスマンはAP通信に、自爆犯がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の出身者だと述べたが、詳細は不明だ。/現場は住宅地にある小規模な店。地元警察は、市内でさらに別の自爆テロが計画されている恐れもあるとみて捜査している。イスラエル当局は、警戒レベルを最大まで引き上げた」(www.cnn.co.jp/world/CNN200701290021.html)。