静香ちゃんの夢

死刑廃止論ライブドアニュース配信。亀井静香の日本外国特派員協会での講演。我が国の刑事訴訟制度が言うまでもなく開発途上にあるという指摘。経済のグローバルスタンダード以前に法システムのグローバルスタンダード化を政府は考えるべきだ(だって我が国は“開発途上”なんだもん!)。国民が「行列のできる事務所」という絵空事で無為なことを過ごしている間に、人間の法的権利は踏みにじられてままになっていることが静香ちゃんの指摘でよくわかる。「亀井氏は、容疑者の逮捕後の扱いについて「(逮捕)事実を認め、検事の言うことにサインをしなければ、少なくとも初公判まで釈放されない。今は弁護士も、どう釈放を勝ち取るかということに流された弁護活動が多くなってきている」と指摘。検事は容疑者に対して「言う通りサインしなさい。公判廷でちゃんと説明すれば、裁判官は聞いてくれますよ」と促すのだという。/しかし、裁判官は被告人よりも、検事の調書を優先してしまう傾向が非常に強くなっているといい、亀井氏は「目の前に座っているどこのかわからない奴の言うことよりも、東大法学部を出て司法試験を通った奴が書いたものだから正しいと、妙な先入観で証拠判断をしている傾向が大変強くなっている。司法の危機だ」と強調した。/亀井氏は「死刑廃止を推進する議員連盟」会長を務めているが、その理由の一つとして「(現在の状況では)残念ながら、恥ずかしながら冤罪になる可能性が非常に高いと判断している」ことを挙げた」(出典:http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1724780/detail?rd)。