電子メールにおける受注の失敗(営業職のケース分析)

mitzubishi2005-12-21

垂水源之介です。
11月15日に丸美屋さん宛てに送ったメールの以下の文面をよく読んでください。注文した2冊の書名がきちんと載っていますよ。【 】内で強調しています
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垂水源之介です。
時期的なものもあるけど、最近本が届くのが遅くなっていない?
以前注文した、【大型版の聖書】や、【ラテンアメリカを知る辞典】などは、そちらの豊富な店頭在庫にごろごろしているんじゃない。へ乃國屋書房は迅速なほうだと思っていたけど、最近評価下がってきましたよ。ロジのとこかに問題あるのかも知れない。でないとア◎ゾンを指定業者に変更するように働きかけるぞ。もっとがんばれ!
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つまり、上のメッセージは、単にへ乃國屋のロジに喝を入れているだけではなく2冊の本の手配がどうなっているのかを問い合わせているのです。
ここに気付かなかったのが、丸美屋さんの今回のミスの致命的なところでしょうねぇ。
つまり最初の注文メールをなにかの原因で削除していても、この文面から、丸美屋さんが「聞いていない」注文について気付けば、「いったいなんの注文でしょうか?」と問い合わせれば、一度目のミスをリカバーできたのですが・・・・
繰り返しになるけど、しかしビジネスの世界は厳しいねぇ。
でも研究でも営業でも、そんなものだと思いますよ。毎回が真剣勝負だからね。
取り急ぎ。