クレイマー・クレイマー(パブコメ味噌の場合)

mitzubishi2005-12-10

本年度の申請で◎◎◎費の申請をおこない、ヒアリングに出席しました。結果は残念ながら不採択でした。さて問題は審査体制の不透明さならびに審査結果のフィードバックがお粗末だったことです。まず、不採択通知を受けるはるか以前に、関係者の間にどの種の項目が採択されたという噂が流れており、結果はその予想とほとんど違わぬものでした。その噂を伝えてくれた方に照会しますと、審査委員長にどなたが入っており、どのような案件を採択されやすいのかが、予想がついていたというのです。また、現実のヒアリングでは論難されなかったような点が、不採択の理由の通知には(不十分ながら)記載してあり、明らかに審査直後ではなく、はるかその後に理由が書かれたのではないかという疑念を払拭するものではありませんした。小職は現在の職場に就く以前は、地方のXX大学におりましたので、このような審査の事前情報を入手して「予習」する間がなかったというのが、申請に習熟された方のアドバイスでした。しかしながら、このような「風習」はきわめて不公正で透明度の低いものです。審査に携わる先生方の資質や守秘義務を含めた公正性をコントロールできること、すくなくとも風評が立つことぐらいは防いでいただきたく存じます。