【沖縄哀悼歌】

【沖縄哀悼歌】
沖縄に日本軍が「祖国」防衛のために駐留した後で何が起こったか?
住民にも玉砕を押しつける死を齎(もたら)した。
女子供を巻き込みあまつさえそれら縦にするという兵士の風上におけぬ卑怯で卑劣なことを齎した。
アメリカ軍に占領されたら「祖国であるはずの南西諸島」はさっさと、アメリカさんにくれてやった。本土の統治機能をアメリカさんに譲らないために。
アメリカさんが沖縄を沖縄の人たちに返還したか?
アメリカさんは沖縄の領土と人民と統治機能を、日本に「転売」したようなものだ。沖縄の人は、いまだ、日本政府という家主のことを聞かねばならない借家人である。
アメリカさんが沖縄の人ではなく「日本の政府」に「返還」した時、佐藤栄作首相は「日本万歳」と叫んだ。心の中では「天皇陛下万歳」と叫んでいたのだ。
沖縄が日本の領土になって、その家主は、こんどは、沖縄の土地を米軍に貸して何をしたか?
B52という巨大なカラスに爆弾をつめてインドシナに送った。
インドシナでの実戦に備えてジャングルでの戦闘が必要だと、沖縄のヤンバルをベトナムに見立てて「人殺しの練習場」にした。
沖縄に寄港した空母には核兵器が搭載されていた。佐藤栄作はそれを知っていながら、声高に非核三原則を叫んだ。
そのウソつきと人殺し加担者は、ノーベル平和賞をもらうのだ。
ノルウェー政府も相当頭がイカレテイルが(俺達同様、有機水銀まみれの鯨を食い過ぎたからなんだ)、そんな馬鹿の表彰にほいほい喜ぶ日本人も大馬鹿だ。恥を知るべきだった。
ベトナム戦争で、米軍が負けても、沖縄はそのショックで、むしろ沖縄の「借家人」から「主人」になりたいという思いが強まった。
そんな傲慢な借家人には、ふつうの家主(=日本政府)は、出ていってくれと要求するものだが、日本政府は思いやり予算をつけて、その傲慢さをさらに甘やかした。みかじめ取られているヤクザに、さらにお中元や歳暮をするようなもんだ。
そんな馬鹿の歴史の最末端に、あいからわず愚者の帝王であるナカイマさんが辺野古オスプレイの遊ばせる海上埋め立て基地を君臨する。
ニライカナイの使いが泣いている。
沖縄の民よ!怒れ!こぶしをふりあげろ!
日本とアメリカさんが押しつけた歴史を模造として忘れろ!
自分たちの歴史を刻みはじめるんだ!