ジャズプレイヤー群像:パート1

ジャズプレイヤー群像:パート1
【1人目】
アート・ペッパー
Art Pepper, meets rhythm section
僕は上記の超名盤よりも、Intensity というアルバムもいいと思う
【番外】
あのMiles Davis, Kind of Blue のスタジオ録音の別テイクやアボートや曲間の会話などのテープが10ほど前に発見されて最初海賊盤で流布したが今はオフィシャル盤があるはず。歴史考証書もあり、古典の再鑑賞と言う意味で重要
【2人目】
マイルスは番外なので、アート・ペッパーの次には、オルガンジャズを、
ジミー・スミスは、いろいろあるが(ヴァーブ盤よりも初期のブルーノートがいいねぇ)。そのなかでも比較的長尺の演奏で、内省的な演奏(最初はおとなしいと思うが、だんだん凄くなる!)私の愛聴盤
Jimmy Smith, The Sermon,
【3人目】
というわけで、3人目は、Sonny Rollins ですね。
やはりブルーノートSonny Rollins
この中のHow Are Things In Glocca Mora?は秀逸です。
ソニーロリンズは、もうどのアルバムも素晴らしいものばかりでスタジオもライブも外れもありません。昔から現在まで、それぞれの年代に応じてカラーがかわっていますが、本質部分には変化がない。こんな演奏家はおりませんね。希有な努力家、不世出の演奏家です。
あまり人気はないかもしれませんが、サックス奏者で編曲の天才(だから彼のリーダーアルバムもいいですけど)Oliver Nelsonと組んだ
アルフィーは、私のお気に入りです。(今、家でプレイヤーで聴いています)
また、without a song という名曲が Bridge(1962)というアルバムに入っていますが、
ほぼ40年後の911の時にライブで録音されています(Without a Song: The 9/11 Concert)
これは当時の時代状況から見れば(コンサートを自粛するムードのなかで音楽を通して友愛を説く彼の)もう感涙の演奏です。
【4人目】
次はThelonious Monk ですね。
コンピレーションやボックスセットなどがありますが、
Eight Classic Albums
Thelonious Monk Vol. 2: Six Classic Albums
クアルテットのライブで、キリコの絵があるミステリオーソ(Misterioso)これが最高です!(58年のファイブスポットライブ)
このノリノリではなく、ちょっと内省的なソロだとThelonious Himself ですかね。
CDになって録音途中のセロニアスの呟きが聴こえる
'Round Midnight (In Progress) は何度聞いても聞き飽きない