性欲の語彙が新約聖書にない説

性欲の語彙が新約聖書にない説について書物を思い出しました。
岸田秀『性的唯幻論序説(改訂版)』文春文庫、2008年
の259ページ。
なお著者の岸田は、その典拠の八木誠一(神学者)からのの私信であることを書いています。
さて、余談だが、目やににまみれたというのは
ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』の中に出てくる、主人公の養父カール大帝の秘書か司書が、図書館の本(昔のことだからカビまみれ)に塗れ読書を続けたゆえに、目やにがひどく、半ば盲目になる話を思い出しました。眼の養生は大切に。