落掌感謝(日付は2011年3月1日です)

この度は、近刊御著書『ポストコロニアルを生きる』(世界思想社刊)を御恵与くださり、まことにありがとうございました!
しかし私が最初に言うべき言葉は、まずは「おめでとう」ですね。
とにかく目出度い。
たまさま拡げたページのなかに、パタイユのエロス論の検討している箇所があり、現在私が執筆中のアイヌのクマ祭りに関する解釈のなかにバタイユの暴力論について触れた後だったので、(両者がまったく関係ないものなのに)なぜか楽しくなりました。
どんな本でも、一番最初の読者は、本人にほかなりませんので、いずれにせよ、最初の民族誌の単著は、いろいろな意味でも(主観的に良くても悪くても)後々まで感慨深いものになるので、ま、大切にしてください。
垂水源之介 拝