研究倫理の授業を大学院生に必修化せよ!

研究倫理は、わが大学の全研究科の院生に必須の授業であってもよいと思っています。
ただし、それは学外の著名な先生方を招聘するものでは、その理念と刷新はおぼつきません。
学内に十分な専任スタッフと教育体制を保証してこそ、はじめて可能になります。
残念ながら本学では、JSTの研究費のうち中国人研究者の給料をキックバックしていた医学系研究科の元(名誉?)教授のスキャンダルが発覚していましたね。
このことは、研究倫理教育は、大学院生のみならず、現役の教授陣にも必要であることを、とりわけ如実に語るものです。
むしろ、この不幸を、我々の研究倫理の推進と普及には「勝機」として、XXXセンターにも強く働きかけて、人文社会科学(とりわけ応用倫理学)のみならず文理の学際的な強力な常勤の複数教員が必要である旨をお伝えください。