生物多様性リンク集

生物多様性環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室Tel: 03-3581-3351代表)
 生物多様性に関する日本政府のオフィシャルポリシーを得るには最も重要なサイト。ただし、環境省という省庁なので、国土交通省経済産業省のそれとは異なっている可能性がある
環境省自然局生物多様性センター(日本語)
 英語のページ
Biodiversity_by_Wikipedia
 非常に良く書けている内容である。そして、その語源について、ここには「The term was used first by wildlife scientist and conservationist Raymond F. Dasmann in a lay book advocating nature conservation.→Dasmann, R. F. 1968. A Different Kind of Country. MacMillan Company, New York」とちゃんと書いてあるのに、日本を代表する『保全生態学入門』鷲谷いづみ・矢原徹一、文一総合出版、1996においては、E.ウィルソンの単著がこの用語の嚆矢であると2度以上にわたって言及している。人文系だと致命的な欠陥だが、自然科学ではこういう瑕疵は許されるのかと疑問に思ってしまう。科学とりわけ自然科学を相対化する教育科目のない日本の大学教育の欠陥を象徴する現象である。
生物多様性(biodiversity)とは何か?帝京大学薬学部・木下武司)
 コンパクトにまとまっており、また遺伝子から政治まで、さらに進化論と生物多様性を軸に丁寧に説明されている。
Biodiversity_Hotspots-Japan, Conservation International
 非常に強力な自然保護のNGO団体であるコンサベーション・インタナショナルの生物多様性の日本の紹介。他の地域や国の数値データをわかりやすく示して比較できるように配慮されている。非常にコンパクトだが、外国の人に日本の生物多様性の現状について知ってもらうためにはよい資料。
Biodiversity Network Japan(日本の団体で記述も英語/日本語がある)
 生物多様性JAPAN事務局〒112-8551東京都文京区春日1-13-27中央大学理工学部 生命科学科西田治文研究室内。代表は生物学者の岩槻邦男(兵庫県人と自然の博物館館長)
Biodiversity | United Nations University国連大学生物多様性の解説:英語)
Biodiversity by Anup Shah, Global Issues
 英語による生物多様性の入門ページ。リンクによりさらに深く学べるようになる。
生物多様性フォーラム/Japan Forum for Biodiversity
 名古屋のCOP10にあわせた市民団体やNGOの連合体。会議への参加、介入、ウォッチなどを目的としている。
Business and Biodiversity Initiative(日本語)
 ドイツ系の企業が中心になってCOP10への関与と、生物多様性がどのようにビジネス活動とビジネスチャンスにつながるかを啓蒙している。ちょっと安っぽい感じがするが、企業サイドから入門するにはかえってここからのほうがステップとしては敷居が低く、好感がもてる
侵入生物データベース独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター侵入生物研究チーム)
 外来種(反対語は固有種)に関する情報とその生物的拡散は、生物多様性の問題のある意味で「暗い面」であるが生物多様性と人間の関係を知るためにはよい[反省的]観点である。もちろん生物多様性にとって侵入生物そのものは、進化学的には「よい/わるい」という価値判断はなく、それらの善悪は超越しているので、人間世界のような「侵入」に悪い意味をもたせることは理論的にはナンセンスではあるが……。