ウイルス化石?ん、これって神経変性性疾患の進化分析につかえるか?

「4000万年前のウイルス感染、人の遺伝情報に痕跡 阪大など解明
大阪大学の朝長啓造准教授と国立遺伝学研究所などは、ヒトのゲノム(全遺伝情報)の中に、約4千万年前に感染したとみられる「ボルナウイルス」の痕跡があるのを突き止めた。人やチンパンジーなどの共通祖先に感染したウイルスの遺伝子が、ヒトのゲノムに入り込み現在まで保存されていた。人類とウイルスの共存関係を探る手掛かりになりそうだ。成果は英科学誌ネイチャーに7日掲載される。/人間などの生物は感染したウイルスの遺伝子を自らのゲノムに取り込み、ゲノムを多様にしてきた。こうした遺伝子は「ウイルス化石」と呼ばれ、ヒトゲノム全体の約8%を占めるといわれている。/研究チームは馬や牛などに脳炎を起こし、人にも感染する「ボルナウイルス」に着目。ヒトゲノムを調べたところ、ウイルスにある「ヌクレオたんぱく質」を作る遺伝子のDNA(デオキシリボ核酸)配列がヒトゲノムにもあり、この遺伝子を「EBLN」と名付けた」(www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100107AT1G0601V06012010.html)。