マックの最新ワードで二重線が引けない!

「先般は科研書類の作成のおりマックの最新ワードで二重線が引けないという緊急避難信号を発しまして失礼しました。/何人かの方々から挨拶代わりに「二重線問題は解決した?」という優しいお声をかけていただき、その都度、皆様のコミュニケーションデザインに関する情けや他者への配慮の深さに感動しております(冗談抜きでマジです)。/さいわい昨日、本センターのMMMさん担当の「現場力と実践知」の授業のなかで、日常のなにげないことを集中して記述する、というワークがあり、私も授業参加者として今般のワードの件について、細かく書き始めて、パニックになった記述を経てこのMLへの投稿をしたくんだりまでの内省的記述を終えたところで、突如として、発想の神様ハーデス(=冥府の神だが自らの姿を隠す兜をもつためにインスピレーションのごとく姿を顕すという寓意)が憑き「同じシステムのなかで難問を解決しようとするから解けないんだ」と気づきました。知悉するシステムで問題を解決し、それを単純に新版に移植する。つまり、新旧2つのソフトを立ち上げ、旧版で知っている二重下線の文字を作り、[操作法を知らない]新版の文書にコピペすればよいと考えたのです。/授業が終わって研究室にもどり、実際にやってみると上手くいきました。このことを西村さんに話すと「内省的に記述することの重要性」という御利益(=功徳)について講釈されてしまいました。私はMMM説とはすこし異なり、あくまでもハーデスの御利益とだと思うのですが、終わってみればただのオッサンのパソコン・パニックでした。/ご迷惑をおかけしました。/これまでの罪滅ぼしに、ワードを利用されて科研書類の作成で困ったことがあれば、なんなりとお申し付けください(合格は保証できませんが……)」。