リテイル業界の再編

問題は大日本印刷資本力がどれだけ続き、今後の営業成績の向上のための経営手腕だろう。すくなくともネット運営に関するノウハウは、3社ともそれほどほめられたような実績などはない。流通で大手に対抗していこうという戦略だろう。

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大日本印刷は18日、ジュンク堂書店(神戸市)が保有している自己株51%を取得したと発表した。大日本印刷丸善も傘下におさめており、出版関連の事業をさらに強化する。ジュンク堂は売却益で新規出店など事業の拡大を図る。取得額は数十億円規模という。/大日本印刷は取締役1人、監査役1人を派遣する。経営面ではジュンク堂の独自性を尊重する方針で、従業員数や店舗網に変更はないという。大日本印刷マーケティングやネット通販のノウハウも提供する。/ジュンク堂は主要都市に33店舗を展開。株式上場も検討していたが、提携効果が見込めるとして大日本印刷の傘下入りを選択した」(www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/233019/)。
大日本印刷は24日、傘下の丸善ジュンク堂書店の3社間で業務提携に関する協議を開始すると発表した。書店経営のノウハウやサービス、商品調達などを共有化し、書店事業を強化する狙い。丸善ジュンク堂経営統合も視野に入れる。大日本印刷傘下の図書館流通センターも統合に加わる可能性もあるという。8月をメドに最終合意を目指す」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000039-fsi-bus_all)。