廃煙エヴァンジェリストの格好の餌食!

日本では、禁煙や禁酒が、宗教的エヴァンジェリストの手にかかって社会的キャンペーンになるのではなく、健康エヴァンジェリスト(=それもその中核イデオロギーは、生物医学と社会郭清主義=ピューリタニズムともいうべきパラノイア化思考)によるものであることが、大変興味深い社会現象ではある。
講師の医師の先生には可哀想だが(報道をそのまま信じてしまうと、これは)とことん馬鹿野郎(しかし、このような暴論を吐く人は接触するに、意外と多い)な発言になってしまったことだ。喫煙を続けることによる将来の患者のケアにかかる医療費の増大という可能性についても触れなければなりません。現在は、(税率を上げることによる)喫煙と禁煙の両サイドからの経済的試算などもでているので、これらの双方を「科学的」に吟味することが重要。たぶん、医学会や医師会にとっての損失は、馬鹿な医師の発言で、医療界全体の無知無策――これは半分現実――という社会的事実が露呈することだろう。お労しや〜〜!!

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川崎市立井田病院(中原区、関田恒二郎院長)の男性医師(55)が、7日に富山市で開かれた講演会の質疑応答で「禁煙が進むと医療費がかさむことは明らか。どんどん吸って早く死んでもらった方がいい」と発言していたことが分かった。禁煙推進団体は「人の命と健康を守る医師の発言とは思えない暴論」と抗議した。医師は取材に対し「真意が伝わらず誤解を生んだ」と釈明している。/病院などによると、講演会は富山県医師会主催で参加は関係者約30人。男性医師は医療と介護をテーマに講演した。質疑応答で、神奈川県が制定を目指す公共的施設受動喫煙防止条例について問われ、回答した際に発言したという。/医師は「私もたばこを吸うので、(喫煙は)自己責任だと言ったつもりだったが、誤解されてしまった」と説明。さらに「禁煙よりも、医療や介護を受けられない人たちへの対応に力を入れるべきだという思いがあった」と話した。/市民団体「たばこ問題情報センター」(東京都千代田区、渡辺文学代表)は10日、関田院長と医師に発言の真意などについての公開質問状を提出した。【笈田直樹】」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000010-mai-soci)