クリア(単純)過ぎるメッセージ

ビンラディンの発言集に親しんでいると、今回のメッセージはあまりにも容易に(十字軍的理性をもつ人間とって)理解できてしまうところが怪しい。あるいは報道が(十字軍的)メディア経由だからか?この第一印象の違和感は大切である。CIAなどのコメントなどを報道する続報を待とう!
イスラエルのガザ侵攻に対し聖戦を呼び掛ける国際テロ組織アルカイダの最高指導者ビンラディン容疑者のものとされる音声声明が14日、イスラム系ウェブサイトに掲載された。ロイター通信が伝えた。声明の真偽は明らかではない。/「(イスラエルによる)ガザ侵略を止めるジハード(聖戦)の呼び掛け」と題した声明は「われわれの運命は、十字軍(欧米)・シオニストイスラエル)連合との戦いで、あなた方(パレスチナ人)の運命とつながっている」などとしている」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000187-jij-int)。
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もし、下記のようなマコーマックの発言が真意であるならば、彼ないし米国の情報分析はアホであるか、アホを装っているしかない。つまり、報道の前半は、ビンラディンは「張り子の虎」と言及しているにもかかわらず、その当の「張り子の虎」に警戒を怠るなと言っている。これじゃまるで大日本帝国の末期の大本営発表だわ?!
「マコーマック米国務省報道官は14日、国際テロ組織アルカイダビンラディン容疑者のものとされる音声声明が流れたことについて、「自身以外のすべてを批判しており、ビンラディン容疑者が孤立していることを示している」との見方を明らかにした。/その上で、「(声明が本物であるならば)アルカイダビンラディン容疑者が依然として健在なことも示しており、引き続き警戒していくことが必要だ」と述べた」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000007-jij-int)。