フーコーのいう「戦争システム」つまり戦時態勢という言説

さすがゴルゴ13の愛読者、麻生太郎はなかなか政治巧者ではある。ばらまき政治のカモフラージュも減税――日本政府の累積赤字の額を考えると国民経済における正しい減税は向こう何十年間は期待できない――のふりをする政策イメージも成功しているのではないだろうか。民主党は、どこかでチャンスを失ったのかもしれない。世界的な景気不況と日本経済のエアポケット状態、この影響はタイムラグをもってあらわれるので、自民党は来年秋まで延命できるだろう。
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麻生太郎首相は次期衆院選の時期について、年内は見送る方針を固めた。複数の政府・与党関係者が27日、明らかにした。世界的な金融危機が株価急落や実体経済に影響を及ぼしていることを踏まえ、解散により政治空白を作ることは好ましくないと判断した。首相は30日にも追加経済対策を記者会見して発表する予定で、年内見送りをその際表明する」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000007-mai-pol)。