要素還元主義の失敗(極み)

アケボノ(曙)プロジェクトいいですねぇ!
サスティナビリティ関連はいまバブルで、質の悪い工学的(金融工学や神経経済学を含めて)発想が、浄財を食い物にしているわけだから、人文学の復権のためにも、生態学や自然人類学ならびに[良識派の]理学と連携しなければならないと、つくづく思う次第。垂水源之介
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脳トレ」以降、愚の骨頂ともいえる邪道にひた走る脳科学研究に、またまた輝かしい(つまり愚かしい)研究が登場!!
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「[ワシントン 23日 ロイター] 米国の研究チームが、脳を損傷することなく、マウスの特定の記憶だけを選択して消す方法を発見したと明かした。ジョージア医科大の神経生物学者ジョー・ツィエン氏が率いる研究チームが科学誌ニューロンで発表した。/同チームによると、脳内の重要なたんぱく質のレベルを操ることにより、特定の記憶を選択的に消去することが可能。/一部の専門家は、この方法が戦時中のトラウマなどを抱える人々の(治療に)役に立つと期待するが、ツィエン氏は同方法が人間でもマウス同様の成功を収めるかどうかについては懐疑的な見方を示している」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000112-reu-int)。