緊急研究集会「いま、スーダン情勢を考える」

mitzubishi2008-07-22

緊急研究集会「いま、スーダン情勢を考える」
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会合の趣旨
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日本政府がスーダンのPKOへの自衛官派遣の方針を表明する一方で、ダルフール危機をめぐり、国際司法裁判所バシール大統領の訴追手続きを開始するなど、スーダンをめぐる情勢が急速に展開しています。
 しかしながら、現在のスーダンが置かれている状況の構造や、そこで絡み合う諸々の要因、拮抗し合う諸勢力間の関係が生み出す複雑なダイナミズムについて、日本社会で充分に理解が深まり、議論がなされているわけでは必ずしもありません。
そこで長年スーダンに関わってきた数名の研究者が集まり、・スーダンの現状をどう把握すべきなのかを話し合うと共に、・スーダンにおける戦後復興や平和構築をめぐる国際社会(国連や日本を含むドナー諸国、NGO等)の関与のあり方全体を批判的に検証する機会を持つことにしました。南北和平プロセスのゆくえや来年の選挙に向けた動き、民主化の展望、ダルフール危機、と扱うべき論点は多岐にわたりますが、それぞれの専門分野や観点を活かして、時間の許す限り、掘り下げた議論をおこないたいと思います。
関心のある方はぜひご参加ください。アフリカ報道や国際政治に携わるジャーナリスト、アフリカで活動しているNGO関係の方などの参加も歓迎します。
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日時:7月28日(月)午後5時15分〜7時30分(5時開場)
場所:学術総合センター・特別会議室101+102号室
千代田区一ツ橋2丁目1番2号(03-4212-6000)
地下鉄神保町駅下車A8出口から徒歩3分・竹橋駅下車1B出口から徒歩4分
地図:http://www.zam.go.jp/i00/i0000000.htm(この画面の2番目の地図)
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報告者:
栗本英世(大阪大学人間科学研究科教授、アフリカ・南部スーダン・人類学)
岡崎彰(一橋大学社会学研究科教授、アフリカ・中部スーダン・人類学)
栗田禎子(千葉大学文学部教授、中東現代政治・スーダン現代史)
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コメンテーター:
大塚和夫(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所所長・中東・スーダン・人類学)
武内進一(アジア経済研究所主任研究員・アフリカ研究グループ長・アフリカ・紛争研究)
足羽與志子(一橋大学社会学研究科教授、南アジア・スリランカ・平和/暴力・人類学)
林敏之(現代アフリカ政治、西サハラ問題研究室代表)
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緊急研究集会「いま、スーダン情勢を考える」実行委員会
(連絡先:岡崎彰研究室 電話======== Email:=========)
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共催:研究プロジェクト「スーダンにおける戦後復興と平和構築の研究」<代表者:栗本英世、科学研究費(基盤研究B)>;
大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」