重要インフラの定義

「重要インフラ:「行動計画」においては、情報通信、金融、航空、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流の10分野を、施策の対象たる「重要インフラ」としています。……政府内では、2006年8月から、各重要インフラ所管省庁に「リエゾン」と呼ばれる情報連絡要員が置かれ、NISCとの間での情報連絡・提供を行うための体制が強化されました。……ここで言う依存関係とは、ある分野で生じたIT障害の影響が他の分野に波及することです。2006年6月から2007年12月にかけ、まずは各重要インフラ分野同士の依存関係を可視化するための検討(「静的依存性解析」)を行いました。その結果、通信分野、電力分野、水道分野が、それぞれ他の重要インフラ分野の一部と情報セキュリティの観点で依存関係にあることが確認されました。」(出典:【 NISC NEWS 】 第16号2007)。