公的(現世的)に乞う、霊的(前世/来世的)に乞う

きちんと当事者たちは、先住民の用語にもとづく使用権の許可を公的に、さらに霊的に関係者に乞うたのだろうか?
ロケットがテントを突き破るなどいうのは、付近の祖霊などへの敬意が足らなかったのではないか。
捜査当局にも、それらの点をきちんと調査してほしい。
「北海道内の大学と企業が参加するNPO法人北海道宇宙科学技術創成センター」(HASTIC)の繊維強化プラスチック製ハイブリッド型ロケット「CAMUI」(カムイ、全長2・9メートル、重さ21キロ)の打ち上げ実験が8日午前7時ごろ、北海道大樹町の原野で行われ、上空1000メートルで機体の分離に失敗し、落下した。/ロケットは発射台から約25メートル離れた場所に設けた司令室の布製テントを突き破り、地面にめり込んだ。テント内のスタッフ8人にけがはなかった。/打ち上げ実験は今回で8回目だが、失敗は初めて。道警広尾署は、HASTICの安全対策に問題がなかったどうか関係者から詳しく事情を聴く方針。/HASTICによると、電子回路の部品の不具合などの原因が考えられるという。カムイには飲料缶大の小型の模擬人工衛星を搭載。上空1000メートル付近でタイマーが作動して衛星を切り離し、分離後パラシュートが開く予定だった。/カムイは推進剤に固体ポリエチレンと液体酸素を使用。火薬などに比べて安全でコストも安く、商業用ロケットを目指して開発された」(www.yomiuri.co.jp/science/news/20071208i313.htm?from=navr)。

蝦夷地亡霊之詩
世界自然遺産・知床の半島先端部でエゾシカの駆除作戦が10日始まり、初日は18頭を捕獲した。/知床半島には現在、推定約1万頭のエゾシカが入り込み、ニレ類やイチイなどの広葉樹の樹皮をはいで樹木を枯死させたり、ガンコウランなど希少な高山植物を根こそぎ食べてしまう食害が深刻になっている。このため、知床世界自然遺産科学委員会エゾシカワーキンググループ(座長、梶光一・東京農工大教授)が個体数調整を検討し、実施に踏み切った。/ 9日には環境省の委託を受けたハンターら20人を乗せたチャーター船が半島先端部へ入った。先端部には約600頭が越冬しており、環境省釧路自然環境事務所の桜井洋一次長は「(駆除は)3年間で半減させるための実験。今回は25頭捕獲する予定だが、どれくらい捕獲できるかは、初めてなのでやってみないと分からない。データを取りながら、次回以降の捕獲に生かしたい」と話した」(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000043-mai-soci)。