ナルニア國のナッキーさま

ナルニア國のナッキーさま**
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 1.臨床コミュニケーションの出自に関する詳細なメモありがとうございました。はやいもので対話論的転回(私も大変重要なことだと思います)後9年目に突入ですね?!
 2.私の必要性とは、臨床コミュニケーション教育について、XXXXさんに紹介していただいた情報処理学会の地方例会で発表しなければならず、その予稿集(=どうも当該学会では予稿集が論文そのものになるという、理医工系のペーパー量産体制を象徴するような事物です)の原稿執筆の時に、逃避行為として件の報告書を読んでいたのです。
 3.おまけに、外部評価書の資料編を今編纂していますのでLLLLLの出自を調べサポーター(当該報告書には委員のMMMさんの名前がみられますし、KKKさんからは「UUUUさんはLLLLLのサポーター」と聞いています)のプロファイルもやっています。
 4.CCCCCさんが当教育プロジェクトに当初熱心で、臨床コミュニケーションの英訳の時に in practice とこだわっていた理由も、私なりに氷解。
 5.私は、大学の研究者がどのような状況におかれようとも、価値自由なオタク的研究が保証されなきゃ、大学の意味がないと思います。いま、このような言挙げがほとんど抑圧されようとしている(ガンガン言ってますから――単に危機を煽っているだけかもしれません)。
 6.報告書の読書の際の余談ですが、明治学院大の寺田さんという人の教育に関する論文は、教育現場における学習者の自発性という「幻想」批判を、私に自覚せしめた点で感慨深いものでした。ただし、パウロフレイレのようなもっと、教育の効用がぎりぎりのレベルで試される現場からみると、やはり日本の教育論議プチブル的なぬるま湯に浸っているのではないか(だからと言って厳寒期の滝修行だけが有効とは思いませんが)
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とりあえずレスにならないレスポン酢と、感謝まで。
垂水源之介