無智残虐さ[を印象づけつつ]の中の冷静な判断

北朝鮮の金桂寛(キム・ケグァン)次官は21日、「寧辺(ニョンビョン)核施設を解体するなら軽水炉を提供すべきだ」と述べた。 / 金次官はこの日、6カ国協議首席代表会議を終えて帰国するため北京国際空港に到着し、記者らに対し「今われわれが議論しているのは現存の核計画、いわば寧辺核施設の稼働を中断して無力化し、最終的に解体することであり、そうなれば軽水炉が必要だ」と強調した。 / また「われわれは(5カ国が支援することにした)重油を食べる寄生虫ではない」とし「核兵器解決の基本は重油ではなく、政策を変えることだ」と語った。 /核兵器北朝鮮の核プログラム申告対象に含まれるかどうかについての質問には「少し考えれば分かるだろう。信頼が構築されながら考えていくことだ」と答えた。/ 金次官はこれに先立って国内・海外の記者に対し、「今回の会談はうまく進み、結果も評価できる」とし「今回の会談結果に満足し、05年9月19日の共同声明と今年2月13日の合意事項を誠実に履行する立場を表明した」と明らかにした。 / さらに「(核施設の無能力化)期限を設定するには、それに相応する各側の義務事項を明確にして行動順序を決めなければならず、こういう点は今後の作業部会と2段階6カ国協議で議論することになるだろう」とし「今回無能力化の時限を設定できなかったのは時間が足りなかったため」と説明した。 / 金次官は「日本は圧力を加えるだけでは(問題の解決が)進まないということを分からなければならない」と述べ、北朝鮮に対して強硬姿勢を見せる日本に不快感を表したりもした」(japanese.joins.com/article/article.php?aid=89513&servcode=500§code=500)。