ラモーの甥はおらず、ただカンディードのような奴のみ

確認になりますが(私の知る限り)貴兄が期待するような領域で、マッドな人類学者はあまりいないと思います(無智無恥という意味でのマッドはおりますが)。結局、脳科学といっしょで、まともな研究者はパラダイムの隅をつつく研究をやっており、逸脱か逸脱寸前の研究者がマッドな法螺を吹くという構図は変わらず、文化人類学はどちらかと言うと不良採算部門なので、脳科学のように余剰経済を蕩尽するようなシャーマンないしは法螺吹き男爵、ないしはラモーの甥のような居ません。みんなカンディードのような純朴な奴だろうとおもいます。