パイチ様の威力を分からない無粋なお方

mitzubishi2006-10-21

Marty Paich のアレンジャーとしての威力を最近、日々感じる日々。
ハリウッド・ショー・ビジネスとの親和性もある。ウェスト・コースト系のジャズマンへの影響も甚大。
しかし、ウェブでみると日本語のページで上位にくる(糞)レコード評において、パイチがそれなりに評価されているというわけではない。
こういう連中はジャズのアルバムをプレイヤーの技量としてのみ消費して、楽曲全体を聴こうとしない性向があるんじゃないの?(モダンジャズの聴き方にはいろんなものがあるという伝統が築かれずに衰退してしてしまったということぢゃ!)
「1925年1月23日カリフォルニア生まれ。ピアニストとしてプロ活動開始。41〜43年のゲイリー・ノッティンガム楽団を始めに陸軍バンドを経て音楽理論を学びジェリー・グレイ、ボビー・シャーウッドの楽団に参加。52年にシェリー・マン、54年にショーティ・ロジャースのコンボに在籍。50年代半ばには編曲者として注目を集め始め、メル・トーメベツレヘム・レ-ベルでのアルバムで大きな評価と人気を得て、50年代末にはDiscoveryレーベルに名作アルバムを残す。その後アンディ・ウィリアムス・ショーの音楽も担当するなど、ウエスト・コーストを代表する名アレンジャーとして活躍する。他にはアストラッド・ジルベルト、リナ・ホーン、レイ・チャールズの編曲でも有名。晩年はメル・トーメとの共演を復活させ話題となった。1995年8月12日死去」。(出典はこちら

Marty Paich