抗議としての自殺

兵庫県尼崎市のJR脱線事故で同居していたNさんを亡くし、15日に飛び降り自殺した女性の通夜が16日、大阪市内で営まれ、遺族は会場で弁護士を通じ遺書を報道関係者に公開した。「由起は悔しくて悔しくてたまりません。/なおちゃんの命を奪い 二人の未来を奪い 私から全てを奪ったJRが 憎くて憎くてたまりません。/こんな事があっていいの いいわけがない/虫けらのようになおちゃんを殺して 私の全てを奪った/その戦いに負けるわけにはいかない/由起を地獄につき落としたJRと戦って下さい」(出典:headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000018-san-soci 固有名に関する部分は変えてある)。
児童のいじめ被害が原因の自殺もそうだが、遺書には本人の苦悩と同時に、抗議のメッセージを読み取ることは困難ではない。社会的に圧殺されるよりも名誉の死を選ぶ。遺書は死後における個人の生前の名誉への尊厳を強く訴えかけるものである。ああでも死なないでぇ〜。何が何でもサヴァイブして、その苦痛の苦しさを訴え続けてほしい。過ちは何度も繰り返されるからだ。苦悩にうちひしがれた人が生き残らない共同体は、もはや社会とはよべない代物だから。
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Rowdies buzz off as the Mosquito bites
Teen repellent: inventor Howard Stapleton with the "small and annoying" Mosquito device.
「今朝,驚愕の事実が発覚した.うちの長男はもともと耳がよく,テレビでも何でも音量をぐぐっと絞って聴いている.そこで,オンライン聴力検査サイト〈純音を聞いてみよう〉で可聴音域を調べさせたところ,軽く「20,000 Hz」を越えていることがわかった(耳だけは正常ですなあ).ついでに,ぼくも測ってみたところ,驚くべきことに「12,000 Hz」は聞こえても,「16,000 Hz」以上の高音域がまったく聞こえていないことがわかった(うっそー)./あわてて,Windows 用のフリーソフト〈可聴周波数域チェッカ〉(mamimi.exe)をダウンロードして,自分の可聴最高音を詳しくテストしてみた.その結果,どんなに反復しても無作為化しても局所管理しても,ぼくの可聴最高音は「15,000 Hz」に達していないという冷厳なる事実を突きつけられた.“正常”な聴覚音域は「20 HZ〜20,000 Hz」とされているので,要するにぼくは「高音が聞こえにくい人」ということだ./ややうろたえてさらに調べまわると,「加齢とともに高音域は聞こえにくくなるものです」などという他人事のようなコメントが随所に見つかったりする」(出典:三中信宏教授日乗)